先日、依頼をうけて痛んだ畳下地のコンパネの取り換え工事をしました。
大工さんと相談して、コンパネではなく杉の座板で取り換えることにしました。
建材屋さんに配達してもらう座板はまだまだ水分が多いので、前もって大工さんの作業場で一日日干ししました。まぁ、一日ぐらいじゃ気持ち程度ですけどね。
トラックは作業場に置いて、誰かの車で現場にでも行ったんだろうと思い、
荷台の上にも広げていたのですが、奥の事務所で見積もりを作っていたそうで、
車に来てみたら「おいおい、車動かせんやん!」だったそうです。
通常この座板は15ミリです。コンパネの厚み12ミリに合わせるため、日干しの後で電動カンナで削ってもらいました。
作業当日、畳が引き上げられた後、ふと目についたのがこれ
床の間の前板の下地木材に、左から 三 五 七 の印。
上棟式の時、木槌で三、五、七と打つ(場所によっては七、五、三の順のところもあるらしいです)のですが、それにあやかってのものでしょうか?
それとも、たまたま上棟式に使った木材を下地に使っただけのこと、でしょうか?
縁起物なのか、ただの下地なのか?分かりません。
それにしても座板が泥やらボード粉やら、足跡やらで汚れてましたね。
築30年以上だそうですので、まぁ、その当時はこの程度の仕事だったのでしょう。
今はこんなに汚す業者さんはいません。どこの業者さんでも養生をして汚さないように気を付けています。下履き、上履きをちゃんと履き替えてます。
もし、そうでなかったら要注意です。
そして、その時に出た切れ端。
何かに使おうと思ってます。
干しました。
これだって十分端材としては売れるんだけどなぁ・・・
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