一番安い部類の経理ソフトの新しいバージョンを購入した。
起業当時、確定申告をパソコンでやろうと旧バージョンだったのを購入し、1ヶ月ほど掛けて入力し、
しっかりプリントアウトして初めての申告に臨んだのだが、
税務署の係りの人は、百枚以上もプリントした資料はまったく確認することも無く、
「そこまでおできになるんでしたら、青色申告にされたら良いですよ」で済まされたのがショックだった。
以後、そのソフトを使わずに今まで確定申告を済ませてきた。
数年前に税務署のご指導を受けた折、白色申告から青色申告に替えたのだが、
それ以後もそのソフトは使わずにこれまでやってきた。
今は白色でも記帳が必要になったらしい。
また、税務署のご指導が入らんとも限らないし、再び、パソコン経理を始めることにした。
入力形式は、入金伝票、出金伝票、振替伝票の3つでやることにした。
この入力形式は”伝票の作成に抵抗のない方” や ”経理になれている方”にお勧めの形式です。とある。
私は経理に詳しい訳では無いが、
以前の会社で、事務員さんが辞めちゃって経理する(伝票を起こす)人間がいなくて、
やむなく私がわからないながらも、顧問税理士さんに尋ねながら伝票を書いていたので、
”ちんぷんかんぷん”という訳では無い。
その時にこの3つの伝票を起こしていたので、こちらの方が理解しやすい。
とはいえ、実際この伝票を起こすのが面倒なんだよね。
しかも、随分「振替伝票」に触れてなかったので、今更でなかなか難しい。
「これはなんという勘定科目になるんだ?」と引っ掛かりながらの入力作業だ。
建設業の経理に出てくる勘定科目には独特なものがある。
「建設業経理士」なる資格検定があるくらいだ。
まぁ、個人事業なので、その中でも日常使う勘定科目は限られているんだが。
取りあえず、起業当時(平成14年)の入金伝票・出金伝票・振替伝票を引っ張り出してお手本にしている。
当初はちゃんと手書きで伝票起こしてたんだよね。我ながら感心するわ~。
借方は左手、貸方は右手。
「左手で受けて、右手で投げる」
” 経理はキャッチボール ”ってね。
この要領で勘定科目のやり取りを捉えると理解しやすい。
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