内容紹介
社会学者・古市憲寿、初小説。
安楽死が合法化された現代日本のパラレルワールドを舞台に、平成という時代と、いまを生きることの意味を問い直す、意欲作!
平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。
愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、死ぬことの意味を問い直していく。
なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとは――。
『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!
読書備忘録
安楽死が合法化された社会
でも失敗しちゃう事もあるのね。
生きてほしいって思うのは残される者のエゴ・・・ほんとそう!
だが逆も然り・・・
愛する人とふたり、一緒にすればいい。
呼びかけてもむなしい・・・とにかく平成は終わる。
たくさんのブランド名に、ほー・・・
実名に、おー・・・
道尾秀介さんのツイートに古市氏が喜んでいたっけ・・・。
ふたりとも好きだから・・・
★★★★☆