作品紹介・あらすじ
いつか見つかるだろうか、私の、私だけの。
祖母の法要の日、一堂に会した親戚たち。 同棲していた恋人から家を追い出され、突然実家に帰ってきた娘、梓。 元体育教師、「実行」を何よりも尊びながら、不遇な子供時代にこだわる母、祥子。 孤独を愛するが、3人の崇拝者に生活を乱される大叔母、道世。 死ぬまで自分が損しているという気持ちを抑えられなかった祖母、照。 そして、何年も音信不通の叔父、博和。 今は赤の他人のように分かり合えなくても、同じ家に暮らした記憶と共有する秘密がある。 4世代にわたる一族を描き出す、連作短編集。
読書備忘録
静かに読んだ。
静かな話でもないのだけれど・・・
大叔母、道世に惹かれた。なぜか・・・
着物・・・そういうことか。ニュージーランドにまでね・・・
着物・・・あら、祥子じゃなかったんだ。怒られちゃったのにね、忘れてたね。
お店に来る男たちにお一人加わって三人になってからがなんかいい!
誰かが死ぬとひゅんと集まって、終わるとひゅんと散る。その繰り返しだけれど、家族が少なくなると、ひゅんもなくなる。
そのうち・・・家族とは?と、調べる時代が来るかもしれない。
★★★★☆
作品紹介・あらすじ
やっぱり本当だった。
いったん「下級国民」に落ちてしまえば、「下級国民」として老い、死んでいくしかない。幸福な人生を手に入れられるのは「上級国民」だけだ──。これが現代日本社会を生きる多くのひとたちの本音だというのです。(まえがきより)
バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。
「上級/下級」の分断は、日本ばかりではない。アメリカのトランプ大統領選出、イギリスのブレグジット(EU離脱)、フランスの黄色ベスト(ジレジョーヌ)デモなど、欧米社会を揺るがす出来事はどれも「下級国民」による「上級国民」への抗議行動だ。
「知識社会化・リベラル化・グローバル化」という巨大な潮流のなかで、世界が総体としてはゆたかになり、ひとびとが全体としては幸福になるのとひきかえに、先進国のマジョリティは「上級国民/下級国民」へと分断されていく──。
読書備忘録
前半はふむふむ、後半に入って、え? 難し~い!と読んでいたら、あとがきに日本生物地理学会の市民シンポジウムの講演をもとに加筆修正したと書いてあった。
いいんだわ!難しいと思っても・・・
女性の非正規増えた理由に、あ、そうなんだ!
結婚できない若者・・・相手がいて収入も結婚生活には大丈夫でしょ?ってのに、結婚しないんだわ・・・
社会学者の古市さんが良い事言っていましたっけ・・・
チンギス・ハンのお話、ヒッピーカルチャーの話、面白かった。へぇーそうなんですか・・・
ネトウヨってなんだ?と思っていたから「自分が日本人であるということ以外に誇るもののない」愛国原理主義者のことと書いてあった。
日本はアジアの庶民が安く手軽に旅行できる国になっているって・・・薄々思ってはいたけれど、最近はそうだろうな~と思ってみている。
★★★☆☆
駅ビルでも買うことはできるけれど、お店に行って買いたかったの。
ガラガラッと引き戸を開けてこんにちは・・・奥から女将さんがいらっしゃいませ・・・
飴は平らにお持ちください。蓋に飴がついてしまいますから・・・
平らに持ってお家まで帰って来ました。
冷蔵庫には入れないで下さいね。
説明書を読むこともなく、開封後何でもかんでも冷蔵庫に入れちゃうからお話うかがってよかったです。
亡くなった姑がおみやげで買ってきて、さぁ食べよう。と出したら・・・
姑はてっきりコロンとした飴が入っているものだと思っていたらしく、あら、やだ、何これ!
人の話はだいたいうわの空で聞いている人だったから、ちゃんと聞いていなかったんでしょ?団体旅行で私も私もって買ってきたんだよきっと・・・なぁんて言っていたんだわ。
なので、俵屋さんのことはやけに覚えていて、金沢に行ったら買って来よう!と思っていた。が、前回はお店がみつからなかったの。
行けました・・・
12/22~23
作品紹介・あらすじ
「殺意が見える女」(第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)を収録した名作短篇集 仕事がしたい。 なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する。 苛立ちが募る女性作家のもとに、 家事を手伝いたいと熱望する 奇妙なファンレターが届く(表題作)。 嫌いな女友達より、恋人を奪った女より、 誰よりも憎いのは……夫かも。 あなたが許せないのは誰ですか。 第五十一回日本推理作家協会賞 短編部門候補作を含む極上ミステリー七篇。
夫が邪魔
マタニティ・メニュー
二十五時の箱
左手の記憶
捕えられた声
永遠に恋敵
殺意が見える女
読書備忘録
それにしても、はぁ!?がたくさん!そう来るのかーと、考えが及ばないお話ばっかりで楽しかった~と言っていいのか、いけないのか?
捕えられた声・・・あ、こら!名前言っちゃダメでしょ!
永遠に恋敵・・・とことん嫌な女!
年取ったせいか、ある程度対処法がね・・・ま!しょうがないか・・・そういう人なんだから。と思うようになったのかもしれない。私も含め・・・。
なのでただひとり、相当引っかきまわされて多大な迷惑を被ったおねだり女T崎M子以外許せないなぁーと思う人間はいないのがホンネ。だからと言って、どうするってこともなく、何か情報が入ると、ほらほらそういう女なのよ!と、とことん楽しんでいるような気がする私って・・・!
★★★☆☆
映画の後はちょっとだけ、こんなこと・・・
映画を見る前は待ち人多数だったけれど、見終わってきたらすぐに案内された。
よかったよかった・・・🍴
のあとで・・・
話はパンデミック・・・
スーパーアリーナでは、イベントあるからどうだらこうだらと駅でアナウンスがあった。
何となくいつもは雰囲気が似ている人たちがわんさかいるのに、お爺さん、お婆さん、おじさん、おばさん、若者たちに、お子ちゃままでみつけた・・・老若男女と言えば済むことでしたね。
何のイベントだろうね?
幅広・・・
で、ぐるりとしたらクイーンっ!
なぁ~る!なんて言ってんの・・・「ほど」付けて、「ほど!」
で、?がポポポ・・・
え、ボーカルは? フレディ・マーキュリーって・・・そりゃぁ代わりのボーカルがいるでしょ!
あーね・・・
そして
アリーナから大挙してファンが出てくると、駅は大変なことになるからとっとと帰って来た。
ふわぁ~っととってもいい映画でした。
毎週ラジオで聞いている福山氏が俳優している。
大好きな俳優さんだから、この映画観たい!と、言われた時には、あら、ま!ホントに?と、喜んだ。たぶん誘われなかったら行かなかった。
平日昼間のシネコンしか行ったことがなかったから、こんなにごった返しているのに戸惑いつつもチケット買って、コーラを買って入った。
人の名前は覚えないのに、駅伝選手や芸能人は覚えるのね・・・で、あ、水越けいこだ!とか小室等だ!とか言わないけれど、昔の人が出てるんだなぁーと、感激した。
そして 🐕 ワンコが・・・
二匹のボルゾイの名前が ボル と ゾイ に、あら、いいお名前!と観ていた。かわいい!
ボルゾイはチ県マ市に住んでいた時に、犬猫飼ってはいけない大きなマンションに住んでいたお母さん仲間が、同じフロアでボルゾイ飼っているお家があって、あれは動くテーブルと認識することにしている。と言っていたのを思い出した。
行って良かった。
映画を観る前より、ちこっと優しい人になっているはず・・・
誘ってくれてありがとっ!
内容紹介
家族がいようがいまいが、家で死にたい! 今、自分のいるひとり暮らしの住まいで、 要介護状態になったらそのまま介護を受け、 末期になったらそのままそこで死んでいく。 そのために必要なことはなんでしょうか。
「在宅ひとり死」を願うおひとりさま代表の上野千鶴子が、 高齢者の在宅死を長年支えてきた小笠原先生に、67の質問をします。
●がんで死ぬのが一番ですか ●ピンピンコロリと逝けますか ●老衰で死ぬのは幸せですか ●認知症になってもいつまで、家で過ごせますか ●延命装置をつけたまま家にいられますか ●看取りは家族の役割ですか ●家族のいないわたしの看取りは誰に託しますか ●お金はいくらあればよいですか ●離れていても在宅医療を受けられますか ●送られる側、送る側の心がまえは
そのほか、在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すための方法など、 「在宅ひとり死」を願う人が具体的に知りたいことが詰まった一冊です。
読書備忘録
そう、がんで死ぬのがいいか、老衰で死ぬのがいいか、ボケて長生きしたら・・・そんなことはしょっちゅう思います。
今はずいぶん痛みは緩和されるようだから、最後の最後だけ?その後は安らかに?
上野先生が小笠原先生に質問されている本なのです。
そして在宅でも大丈夫!と又しても私は思ったのです。
好きな時に起きて、好きなテレビを見て、好きな音楽を聴いて眠くなったら寝て、お腹がすいたらご飯を食べる。普通にしてきたことを普通にするってことがいいんだわ。
みんなお家が好き、ひとりでもお家が好き
お医者さんや看護師さん介護士さんなどに支えられて家で生きて家で死ぬ。そのような事をしているのに何かあった時に救急車を呼ぶ。これダメ!
そこで私のいる地域ではどうだろう?ってことになるわけで・・・ちょっと今から調べておくことにしよう。
そして、ちょこちょこと変わっているようだからアンテナも立てておかなくては。
”医師の「万が一効くかもしれない」ということばは、患者側の期待とは裏腹に「ほとんど効かない。副作用はある」という意味なのです。”
最後の対談がとてもよかった。小笠原先生は僧侶の息子さんだったんですね。
★★★★☆