内容紹介
怪談の聖地を行く・・・・
『四谷怪談』の舞台はスカイツリーだった!?
隅田川、両国、亀戸、深川……
怪談や伝説が生まれた”現場”から、関東大震災・東京大空襲の旧跡まで。
著者のふるさと、墨東の地霊たちのささやきを聴き、
知られざる歴史をあぶり出す、魂の冒険譚。
【目次】
怪談の聖地
江戸の道
頼朝と牛鬼
火の記憶
お稲荷様と河童の町
亀戸逍遥
色町の話
水と怨霊
東京っ子達
御竹蔵今昔
回向院・怪船
深川十万坪
あとがき
読書備忘録
私のお里
だが・・・知らないことだらけ・・・
四谷怪談、お岩が亡くなったのは、スカイツリーの敷地内・・・地名は四谷だったの?
置いてけ堀と言っているのは何ヶ所もあるってのは知っていたけれど・・・
帯のお太鼓って亀戸天神の太鼓橋から・・・
敗戦直後の玉ノ井はRAA(特殊慰安施設協会)の指定を受け米兵の慰安所となっていた。一般女子への暴行を抑止するため、敗戦後すぐに設立された。そんなんで梅毒の罹患率が高かった。
「・・・さんざ空から多くの命を奪った土地で、いい思いをしようなんて思うから罰が当たるのだ。この件に関しては謹んで ざまあみろ と申し上げておきましょう」
玉ノ井の事は知っていたけれど、そこまでは知らなかった。
帝国ホテルの創設者 大蔵喜八郎の別荘 「大蔵別邸」がここにあったのも知らなかった。
ただ、解体されたところまでは知っている。移築が決まったって。見られるかも・・・
百花園・・・百物語・・・
百花園はお月見の会とか虫の音を聞く会とかだったかしら?お茶会でずるずる引っ張ってこられたり、適当に行ったりしていた場所だけれども・・・そうでしたか・・・
ある日業平橋駅がとうきょうスカイツリー駅になっていた。
近くのボードをみて ぎょうへいばし だったんだね・・・って言っていたのを聞いて、読めないんだ!なんて偉そうに思った。私もよそから来たらそう読んだかもね?って・・・地元だからたまたま謂れも含めて知っていただけ。
深沢七郎の今川焼屋の今川焼は良く食べていた。そう、奇抜な包装紙は横尾忠則・・・なるほど、取って置いたらよかったわ。
両国の慰霊堂は出るって事は知っているから、昼間しか通らない!
確かに、あそこに出なくてどこに出る!って場所だから・・・
地下鉄が通ったときに、窓に映る自分の顔を見ていたら隣に知らない人が映っていたんだって、えーそれでどうしたのか聞いた?って言ったら、聞いたよ。次の駅で怖くて降りちゃったんだって・・・
って話を聞いて以来、あの地下鉄に乗るときはあの駅が近付くとガッツリ正面を見ていることにしている。
え?安田庭園も?両国公会堂も?でるの?
しゃら~っとお散歩しているけれど・・・
その公会堂は解体が決まったって聞いていたけれど、先日通ったら囲われていたからいよいよ・・・?
海で泳いでいたら何かに足を引っ張られたって子はいたけれど・・・
ちょっとぉー何おぼれてんの?って言ったんだけれど、水の中でそんなことがあったなんて・・・霊感とかそんなこと全くなかった子だったから、驚いた、本当はあるんだよ!と・・・そんなことで年中騒いでいる私こそ全くないのである。ただのビビリ!
海はね~・・・
あ!カレーパンのカトレアが・・・
ご無沙汰しています。食べたいっ!
地元というのも手伝って、大変面白く読みました。
そして知らずにオスマシして通っていたところ・・・もうオスマシはできない!
ん?とキョロキョロ、挙動不審に振り返ったりしてしまいそう。