作品紹介・あらすじ
しあわせは、つながっていく!
子供の頃の思い出、見ることのない未来、こぼれ落ちる日々…
あんなこと、こんなことが、しりとりのように連鎖する
朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」に加筆・修正したエッセイと
3本の書き下ろしを再編成した、とっておきのエッセイ集。
友人らとしりとりをしながら歩いた。
しあわせなものしか言ってはいけない、名づけて「しあわせしりとり」である。
いろいろ出てきた。
「すいか」
と言った人もいた。(略)
その後、めりーごーらんど、どなるどだっく、くりすます、としあわせしりとりはつづき、この先の公園の桜がきれいだから寄っていこうよと、さらに歩いた。
いやな予感がした。――「しりとり散歩」より
読書備忘録
まえがきに、タイトルをしりとりで・・・と、あーほんと、しりとりだ。
息子たちが子供だった頃、車で遠出するときは、よくしりとりをしていた。
プールでポカンと浮かんでいられなかったのが、友達に教えてもらってできたのね。私も教えてあげたけれど、耳に水が入るとか言ってできなかったのね。少しくらい浸かっても平気よ.、と、言ったんだけれど教え方が悪かったのね。残念!できませんでしたね。一瞬はできたのにね。
自転車は、親子の思い出があるでしょう。絶対放さないでよ!と言いながら声が遠くから放さないよー!と聞こえたとたん放したな!と思ったけれど、自転車に乗れた瞬間でした。
OL時代にバーと言うところに何度か行ったことはあるけれど、今はホテルに宿泊したときにの会員特典チケットで行くだけ。せっかく無料のチケットなのに、それが使えないカクテルを飲む。
いろいろと思い出しましたね。
他のエッセイにも書いてあったけれど、水たまりはどこかの入り口!ってね。
これ好きと思ったのは・・・
「空がなかったら どこを見たらいいんだろう? 空があってよかった」