内容紹介
大人気エッセイ、『やりたいことは二度寝だけ』がパワーアップしてかえってきた!
もっと笑えて泣ける、日常エッセイ集第二弾!
布団に感謝して話しかけたり、落ち込んだら編み物に没頭してみたり、「女子会」「いい歳」「打明け話」など、“言葉”について考えたり、「一人ごはん」や「無縁死」について考察したり……どこにいてもすぐ知らない人に道をきかれるという自称「気安い顔」の庶民派、芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる日々のエッセイ集第二弾。
1 となりの乗客の生活
2 現代のことばについて考える
3 溺れる乗客は藁をもつかむ
4 素人展覧会(第一期)
5 ソチとブラジル、その鑑賞と苦悩
読書備忘録
善意の乗客
なるほどね・・・スマートな譲り方ね。と言っても、ついに譲られるほうに片足突っ込んでしまったから、せめてスマートに譲られよう。
女の人による「女子」の使い道
私たち女子はさぁーって言われたときに、は?誰が女子?
なんでも言い合えるっていい?
「なんでも言い合える関係を維持する能力」よりも、「言うべきことを言わないでいるべきことをより分けられる能力」のほうが重要なのではないか、と最近思うようになったんだって・・・
お菓子の行列の足元
行列・・・やはり商品そのもの以上に、行列によって演出された付加価値を求める気持ちが、あの行列を作っているのは確かだと感じた。って・・・確かにそう思うこともあります。
わざわざ行列を作る仕組みを作っているのもみえみえってお店もありますでしょ?
もっとちゃっちゃかちゃっちゃか店員が動くなり、レジを増やすとかすれば行列はなくなるはずだけれど、行列させるのね。その行列を見て、どうってことないものまで ん?行列?ってことなのでしょうね。
「友達がいなさそう」が罵倒の文句になる理由
これ面白いことが書いてあります。
この歳になると、友達の数なんてどうでもいいの。年賀状が何枚来たとかどうでもいいの。だって自分が出せばだいたいは返ってくるのだから・・・
友達って自然に出来るものだと思う。もっとも外に出ないことには・・・と書いてから最近はブロ友と言う友達もいるらしい・・・
友達の〇〇さん!って紹介されたときに、え?友達だったの?ってな具合で、おともだちのそれはそれぞれ・・・この程度なら私はお仲間という。
本当は、小学校の先生は、友達と仲良くしなさい、ということと同じくらい、でもべつに一人でもいいですよ、と言うべきだったのかもしれない。って・・・1978年生まれの津村さんが書いている。
一人でごはんは不幸すか?
そうそうそんなことありましたね「便所飯」
私はひとりでご飯を食べられない事のほうがどうかと思いますけれど・・・って、やっと一人外飯ができるようになった私が言うのもなんですが・・・
洋館で R P G
京都の旅で泊まったホテルのバーでバーテンさんが話してくれた場所・・・時間がなくて行けなかったけれど、もし近くに行くことがあったらやっぱり行ってみたいかな・・・
アサヒビール大山崎山荘美術館