作品紹介・あらすじ
「絶対にお父さんと同じお墓には入りたくない!」 四十九日の法要を目前に控え、突然明らかになった姑の遺言。騒動の行方をワクワクしながら見ていた五月だが…。
読書備忘録
「絶対にお父さんと同じお墓には入りたくない!」
遺言、聞いちゃったからね。で、始まる話
東と西の違いに、え!そうなの?骨壺に収める遺骨も、お墓への納め方も、お墓自体も・・・違うの。
田舎の墓を墓じまいしようとしたら・・・そんなに?胡散臭いなぁー!生きている人が幸せに生きられなくなるほど・・・
以前住んでいたところで、山が削られ何ができるんですか?って大家さんに聞いたら実家がお寺だという奥さんが、霊園ができるんだけれど、あんなに山壊して、死んだ人はどんどん増えて行くのにお墓だらけになる。と話していたのを思い出す。
義伯母の実家もそのあたりの霊園を買っていて、初めはお盆やお彼岸に駅からあちこちの霊園に向かうバスがどんどん出ていたけれど、ある日もうバスは出ないからタクシーで行くよう知らされ、そのうち管理棟も委託になったからお盆お彼岸以外に人はいないから中には入れないとか、掃除も自分たちでするように・・・そのうちどうやらつぶれたようだと嘆いていたのも思い出した。
こういう本を読んでる私ですが、実家も婚家も立派なお寺にお墓はありますが、私達夫婦はお墓には入りません。すでにそう宣言していますから、70歳になったらちゃんとしておこうと思っていました。一応書いてはありますけれどね。だから、ちゃんと手続きしておかないといけませんね。子供たちが混乱しないように・・・
なので婚家は夫が生きているうちに墓じまいはしなくてはと思っています。私の実家も弟の代で途絶えます。こちらもね・・・
★★★★☆