恋をしてもかまわないのだよ
わたしは あなたの気持ちを
笑いはしない
あなたは 賢くて
気が強くて いじっぱりだけど
本当の愛に対しては
臆病なほど やわらかいのだ
恋をしてもかまわないのだよ
愛してるってことを
ささやいてもかまわないのだよ
わたしは あなたの気持ちを
笑いはしない
ずっと知っていた
あなたがわたしを見る時
あなたはいつも
わたしをまっすぐに見れなくて
すぐに横をむいて向こうに行ってしまった
だけどあなたの心の奥に
苦い涙が流れていることを
わたしはずっと知っていた
本当に 愛してしまうということは
重いことだね
愛するもののためには
何でもしてあげたくなる
でも 何をしてあげればいいのか
あなたはわからなくて
自分の愛に 溺れそうになって
つい逃げてしまうのだ
でも あなたは
本当の自分の気持ちを
裏切ったりはしなかった
いつも 見えないところから
そっとわたしを助けてくれたね
恋をしてもいいんだよ
わたしはあなたの気持ちを
笑いはしない
あなたがそうして欲しいのなら
そっと抱きしめてあげよう
あなたの目の中の
涙の影を洗ってあげよう
悲しみが溶けてゆくだろう
温かい光の中で
あなたは小鳥のようにかわいらしい
若葉の季節の くすのきのそばの
明るい野の日だまりにある
美しい神の庭に
ふたりで手をつないで入って行こう
そして美しい愛を誓おう
永遠にあなたを愛していく
あなたも わたしを
永遠に愛してくれるかい?
心配しないで
そんなに重いことではない
愛するということは
あなたが幸せであればそれでいいということなのだ
いつも遠くから あなたを見ている
あなたが美しく幸せなだけで
わたしは幸せになれる
あなたへのわたしの愛は
あなたの中で燃えて
あなたの心を焚火のように温めてくれるだろう
それだけで わたしはうれしい
恋をしてもいいのだよ
わたしは あなたの心を
笑いはしない
わたしは あなたが
たくさんの人を愛して
皆に幸せを分けてあげられる
すばらしい人になれる人だから
あなたを 愛しているのだ
目には見えなくても
心はいつもそばにいるから
あなたを愛しているよ
心から 深く 愛しているよ