Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

9月23日(土)大峰主稜1泊2日縦走・前鬼→釈迦ヶ岳(1)

2006年10月01日 | 山登りの記録
事情あって、前鬼から釈迦に登り、弥山を抜けて天川川合へ下りなければならなくなった。通常は2泊3日の行程である。しかし、会社の有休をすぐに取れるほど世の中甘くない。やむなく1泊2日の強行軍を企てた。楊子ノ宿小屋まで初日、足を延ばせば、じゅうぶん可能なのである。

ただし、登山口には朝早いうちに着かねばならない。そこで、宇宙人I村さんをお釈迦様のごとく拝み倒し、車を出してもらった。快く引き受けてくれた宇宙人I村さん、後光がさしているようだった。本当に、ありがとうございます。きっちりお礼はさせていただきます。

I村さんと、Y口さんは釈迦ヶ岳を往復し、日帰りすることに。Mr.Dashと、ともちゃんは、そのまま縦走するのだ。

前鬼小仲坊には、きれいな公衆トイレができている。それでも宿の前の平地の鹿糞攻撃は、昔のままだ。公衆トイレは人間用なのだ。

沢沿いの美しい森林から、悪名高い、長い長い木製階段をたどって高度を稼ぐ。やがて二つ岩(セイタカ童子と、コンガラ童子)に着く。Y口さん、へばり気味。Mr.Dash、そんなY口さんを精神的に勇気づけようと、チムニーで二つ岩に登りかけ、、、自重した。偉大なる大先輩は、ここに登ったそうだが、Mr.Dashは、まだまだ修行が足らん。

太古の辻から山頂へ。山頂は、霧の中。事情あって撮影しなければならないのに、これではお手上げだ。たまに、霧の切れ間から七面山の岩壁が顔を出す程度。ここ大峰で、晴天をキッチリのがさず登るなんてのは絶対無理。しかし、この山はしょっちゅう登っているので、別途最近のストックはある。こんな奥の手があったなんて、お釈迦様でも気がつくめぇ。

ところで釈迦ヶ岳山頂のお釈迦様、だんだん傾いてきていて、いつ倒れてしまうのか不安で仕方ない。大正時代に担ぎ上げた強力さんが、Mr.Dashと同じ苗字なので、なおさら倒れてほしくない。なんの修復もなく倒れてオシャカになったなんて、シャレにもならない。

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