Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年9月24日(日) 滝畑・権現山で、「オトナのフィールドアスレチック」を楽しむ!

2017年09月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
露岩のピーク、「猿の前栽」は、知られざる絶景スポット(写真は下見時)

■今回のコース
滝尻→権現滝→権現山→猿の前栽→梨ノ木峠→横谷分岐→滝尻

登山教室の常連の皆さんに、大阪南部のワンダーランド・滝畑の隠れスポットをご案内。
当初、17日に実施予定だったのだが、台風で延期させていただいた。
(延期によって、来れなくなった方々、ゴメンナサイ! また企画しますので!)

元々は「大阪府の山」の参考取材で見つけたルート。
距離は短いが、ちょっとした冒険ができるのがいい。



前半は岩場の急傾斜、後半はルートファインディングが楽しめる。
まずは"岩仕様"の装備で、この日の予定コースを確認する。



林道のガードレールを越えて、いきなり、ものすごい下り坂。



美しい権現滝。いまいち無名なのがもったいないくらいだ。



滝壺の前で渡渉し、記念写真。さあ、これからいきなりクライマックスの登りだ。



いつ、だれが付けたか分からないトラロープはあるものの、できるだけ木の根を
頼りに登る。とにかく強烈な登りだ。



向こう側の垂壁に、スズメバチの立派な巣。幸い、こちらへはハチは来ない。



フィックスロープを張り、25m露岩を登る。
下部の簡単な場所で、プルージックによる登攀を練習した直後なので、
皆さん、じつにスムーズに登る。



露岩のトップから見る、横谷の岩場。



モアイ岩(写真は晴れていた下見時のもの)。



モアイ岩からの眺めは、こんな感じ。

その後も、息もつかせぬ急傾斜。
胸突き八丁というが、ここは顔突き八丁と言ってもいいほど。



それでも、そもそもが低山。ほどなく権現山(432m)に突き上げた。



権現山から、ものの数十メートルで、猿の前栽に到着。
皆さん、充実の笑顔!! 難路を登りきった喜びと自信が自然に現れる。

明るく開けた岩のピークで、すばらしい展望が広がる。
向こうには岩湧山がそびえる。



三角形は、編笠山。



滝畑ダムが、すぐ西側直下に見える。

この眺めを楽しみながら、ランチ。
いろんなデザートの差し入れが次々に出てきて、すっかり満腹に。



後半は、尾根を忠実に南下する。



すぐに樹林帯の中になる。最初の十字路。西へ下りると、滝畑レイクパークであるが、
この日は稜線をさらに南へ。



大岩を巻き、しばらく進むと、キノコ型の休憩舎に出る。
右のトラバース道を行くと、今は木が生長してしまったが、かつては眺めが
得られた展望台があるのだが、今日は割愛し、左の尾根道に乗る。
ここは相当、読図ができる人でも、初めてだったら迷いかねないポイント。

その後も、細かなアップダウンが続く。時折、巨木が出てくると歓声があがる。



大カシ。



ヤマモモの古木。

ところで、メンバーの一人に足の不調が発生。
かなり序盤に、軽く捻っていたかもしれないとのこと。
この先の行程は、踏み跡が極めて薄い道もある。渡渉も多い。無理は禁物だ。



梨の木峠に到着。
ここで中休止をとるとともに、足を痛めたメンバーにテーピングの応急処置。
ともちゃんのファーストエイド技術が冴える。



予定では、この先のコヤブ山カラ、ネバシ谷に抜けて下山することになって
いたが、無理をしないということで、梨の木トンネルの入り口付近に
ショートカットして下りることにした。

あとは舗装林道を歩くのみ。道すがら、秋の植物が目を楽しませてくれた。



シバグリ。



オオマツヨイグサ。



ゲンノショウコ。



シュウカイドウ。

ちょっと早めに下山できたこともあって、帰りに、道の駅「奥河内くろまろの郷」に
寄ってみた。休日で、かなり混んでいたが、レジに並んで注文した
トマトソフトクリームに舌鼓! 今日もリア充!



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