Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年12月22日(日) [松阪]寒~い一日、堀坂峠を起点に、観音岳、堀坂山の2座へ!

2024年12月24日 | 山登りの記録

■メイン写真
堀坂山山頂にある石の祠

■今回のコース
堀坂峠→堀坂峠ノ高→創造の森分岐→観音岳→堀坂峠→石仏群(大日如来、役行者像)→ s
堀坂山(雄岳)→堀坂峠⇒鈴の湯


当初、鈴鹿山系の国見岳から御在所岳(下山はロープウェイ)の山行を考えていたが、
降雪と強風で大荒れということで、急遽、行先を変更した。
知っている山も多いエリアだが、少しでも南に逃げようということで、松阪市の観音岳と
堀坂山に転進を決めた。
松阪森林公園から周回するのがいいが、この日は堀坂峠を起点に、観音岳と堀坂山を
それぞれピストンすることにした。

堀坂峠の駐車場には、すでに数台のクルマが停まっていた。
この峠を、かつて本居宣長は越えたのだろうか。
まずは楽な観音岳からやっつける。

少し上ったところから南側にそびえる堀坂山を望む。
薄い雪雲で、今にも降りそうな予感。

堀坂峠からの標高差は130mほど。観音岳に着く。
三角点に、エビフライ(まつぼっくりをリスが食べた跡の芯)が積まれていた。

観音岳の山頂からは、伊勢湾が見える。

稜線上は北風で寒いので、元の道を少し下って、尾根の南側が少し広がった場所を
みつけて風をよけて昼食をとった。

堀坂峠に戻り、今度は堀坂山を目指す。こちら側は、登山口に鳥居がある。
鳥居の扁額には「富國第一山・江戸新講中」の文字がある。
片方の石灯篭には「嘉永」、もう片方は「文化」の年号が刻まれる。
雨乞いのご利益に対する御礼で奉納したのだろう。

10分ほど上ると、西側が開ける。
左奥に大洞山、手前中央に髯山、やや右に矢頭山、手前の低い丘陵のように見えるのは
伊勢山上のようだ。なかなか豪勢なラインナップだ。

急登をこなしていくと、やがて尾根上に岩が出てくる。

その先で少し平らな場所がある。
かなり立派な大日如来のブロンズ像と、役行者と不動明王の石像が並んでいる。

ふたたび急坂になる。なかなか登りがいがある。

ずっと寒いままで、とうとう雪が降ってきた。

あっという間に薄く雪化粧。堀坂山の山頂に到着する。

周りはガスで真っ白。まあ、これは仕方ない。

山頂にはシンプルながら、うまく造られた避難小屋がある。
室内は背が立つほどの高さはないが、冷たい風を防ぐには十分。
ちょっと休憩してから下山することにした。

下山時に、山頂に西側直下の二ノ峰に寄る。
ここには「おなご権現」と呼ばれる観音様のブロンズ像がある。

裏手には、やはり役行者像。
堀坂峠の西麓には、修験の伊勢山上・飯福田寺があるので、このあたりも修験が盛ん
だったことは想像に難くない。飯福田寺の影響下にあったのかどうかは、今度聞いてみよう。

下山後は、松阪市内のスーパー銭湯、鈴の湯へ。
冷えた身体には、ありがたい。

この日、御在所ロープウェイは15時で運行を中止したらしい。
突っ込んでいたら、微妙に危ない時間だった。


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