Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年11月7日(日) [京都]地蔵山から愛宕山へプチ縦走。秋を楽しむ!

2021年11月08日 | 山登りの記録
■メイン写真
電波反射板付近から見た地蔵山は、ちょっとモヒカン頭?


■今回のコース
越畑バス停→芦見峠→地蔵山→愛宕山三角点峰→愛宕山→月輪寺→月輪寺登山口→
清滝バス停

愛宕山といえば、表参道の長い階段道がイメージされると思うが、すぐ北の地蔵岳から
縦走するルートは人影もまばらで、自然林のなだらかな尾根道が続く好ルートである。

JR山陰本線・八木駅からバスに乗り、越畑で下車。
本数が少ないものだから、今朝はえらい早起きしてやってきた。
(じつは電車が少し遅れたため、乗り継ぎできるか気が気ではなかった)
もともと週間天気予報では、この日は雨とのことだったが、1日ずれてくれたのはよかった。



バス道を少し戻って、「地蔵山」の標識にしたがい、農村の細い道に入る。



獣除けゲートを過ぎ、林道を上がっていく。しだいに道は細くなり、植林帯を抜けるころ
芦見峠に着く。
頭上に高圧電線をみながら、地蔵山へ続く尾根道を登る。傾斜はさほどではないが、
けっこう長く続く坂だ。



かつて倒壊した作業小屋があったあたりには、鉄鍋のようなものや割れた陶器などが
散乱していた。



シバグリなど落葉広葉樹が多い尾根道。だんだん、いい感じに黄葉してきた。



ちょっと休憩しようと立ち止まったら、近くの木にキノコの群落をみつけた。
ヌメリスギタケか、ヌメリスギタケモドキか、スギタケか、たぶんそのへんだと思うが…



これはクリタケかなあ。



やがて、幹や枝がグニャグニャしたアセビの純林に変わる。傾斜が緩くなり、朽ちかけた
金網が出てくると、右に西向宝庫地蔵をみる。古いものではなく、昭和42年の建立。



そしてほどなく、地蔵山の山頂に到着。京都第5位の高峰で一等三角点の山だが、
ちょっと残念なのは展望が全くないことだ。



さらに少し、尾根を南進すると、巨大な電波反射板に出くわす。
ぽかぽかと心地いい日差しだったので、ここで昼食タイム。



標高900m級の稜線散歩が続く。おだやかな庭園のような雰囲気がいい。



樒原(しきみがはら)から続く道との合流点にある、大きな一本杉。
巨木には何らかのエネルギーが秘められているような気がする。



古杉がもう一本。雰囲気がいいところだ。



旧愛宕スキー場跡に寄り道。
1928年に、旧制京都第二中学校の中山再次郎校長が拓いたのだが、1944年、戦況の悪化に
よる鉄材供出で愛宕山ケーブルが廃止されたことにともない閉鎖された。



愛宕山三角点にも寄り道する。ここの三角点は四角形の石柱ではなく、丸い金属板が
台座に埋め込まれたものだ。比良山系、比叡山、大文字山、御所、京都タワーなど
ランドマークを探すのもおもしろい。



地蔵辻。サカサマ峠への分岐でもある。



東側の展望が開ける。比良山系、比叡山などが遠くに見えるが、一番手前の尾根の
紅葉がいちばん美しかった。



白髭神社直下の斜面は、細長いシダがびっしり。ツルデンダだろうか?



愛宕神社に到着! やっとこさ、愛宕山の山頂に到達だ。
お参りして、登山の安全祈願のお守りを購入する人、御朱印を求める人、火伏のお札を
買う人、それぞれにご利益を願った。



下山は月輪寺への道をとる。まずは京都市内の眺めがパッと開ける。



ひたすら下り続けて、月輪寺に到着。傷みが激しいため、境内の通過には300円を
納めるようになっていた。



月輪寺にある樹齢1,000年以上といわれるカエデ。



幹の内部はがらんどうになっているものの、広げた枝はまだまだ元気で、
美しく色づいていた。



寺を過ぎても、なお急坂は続く。ザレているので、転石に乗って滑らないように
注意しながら下る。



登山口に到着。ここからは舗装林道となる。
がんばって歩けば、16:50清滝発のバスにギリギリ間に合いそうだということで、
みんなで最後の体力を振り絞る。時間を少しオーバーしたので、もう無理だなと
思ったら、バスの到着が遅れていたのでラッキーにも乗車できた。

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