![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/38/c65c44416d54878d3e7c207c3835d882.jpg)
(メイン写真はY井さん撮影)
昨年5月に歩き、非常に愉快だった和束・鷲峰山に、山岳部の例会として再訪した。
当然、行場めぐりもやるが、今日はクライミング経験のない部員を含め、
部外の体験参加者の女性3人も連れている。
安全を期すため、登攀用具はかなり大げさに用意してきた。
前回の山行はコチラ↓
2010年5月16日(日)和束町・鷲峰山で、廃道と、スリル満点の行場と、ミニ鉄道を愉しむ!
JR加茂駅から奈良交通バスで原山へ。
今日、何度目かの体験参加のK日さんが、バスの車中でとうとう入部宣言を
してくれ、一同、盛り上がる。
なお、K日さんは過去、コチラ↓に参加しワイルドな山行の洗礼をあびており、脚力は十分だ。
[ハイキング&地ビール]2010年11月6日(土)京都・黒尾山・周山城址と周山街道ビール
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4f/8241eb43d2cf956b22ec6797edaef0fc.jpg)
原山から東海自然歩道をたどり、名高い茶畑の間をしばらく道標に従い進む。
今回も、前回通った北東へ延びる林道をとり、2.56万図には描いてある清水谷川の源流を遡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/c11f07c8e21c190961145c4b1b0af24d.jpg)
途中で踏み跡が消滅していることを告げたうえで、T橋クンに先頭を歩いてもらったが、
登りやすそうなところを、なかなか上手くルートファインディングしてくれる。
沢登りで鍛えたチカラだ。
おかげで初心者の皆さんも、「道なき道」を、騙されたかのように登っていく。
東海自然歩道の橋に出て、ここからは歩きやすい道になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ac/ec05b814c121504ba882ccfd2b98f509.jpg)
最後はジグザグの登りを経て、金胎寺の山門に出る。
とりあえず、山頂へ向かおう。多宝塔のある広場では、歴史ハイキングの
イベントなのか、若い学生風の10人以上の団体を前に、おじさんが寺の由来などを
説明していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e5/6de1ab766064efe4f8fdd297cf48ced0.jpg)
我々は邪魔にならないように行者堂の前で休憩。
先日のレスキュー講習会で復習してきたことを部のメンバーに伝達する。
ツェルトの張り方、レスキュー装備の紹介を一通り行った。
このあたりが、職域山岳部らしいところかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c1/175d60df8a8e746341ab83bba756d62e.jpg)
宝篋印塔のある、鷲峰山山頂で昼食タイムとする。
今日は晴れてはいるものの靄が出ていて、琵琶湖までは見ることができない。
金胎寺の本堂に戻り、行場道への入山料300円を支払う。
行者道に入ってすぐにあるはずのミニ鉄道がなくなっている。
後で分かったことだが、イベントに貸し出し中とのことで、廃線になったわけではなかった。
かわらけ投げができる(有料)展望台を通る。
単調な樹林帯を進み、迎え行者を過ぎ、行場の辻で左をとる。
「東覗」や「西覗」では、初めて来るメンバーは、恐々、下を覗いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/11/a1494623728da7d82becfab5ade506e2.jpg)
岩場の急な下りは緊張の連続である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f8/5283894a10895370bc1be19e334a67ac.jpg)
岩場の長い急な下りは、念のためフィックスロープを張り、初心者にはハーネスを
着けてもらい、カラビナスルーで通過させた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9c/f4da13675efc739a60dafc98e1aa5214.jpg)
「胎内潜」では、最近、転落事故もあったらしいが、岩のトンネルを出てからの
傾斜が微妙ではある。宇宙人I村氏は、「腹がつかえる~」と苦戦していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a6/072b32b409dbab624c352072d484e265.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3a/120df954a332b93e878b90ea318f4569.jpg)
沢筋に出て、「千手の滝」、「五光の滝」をめぐる。
今日は雨が続いた後なので水量も豊富で見栄えする。
そして、いよいよクライマックスの登攀だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/bb/0c97d179b556db7d62e67bc25bac65da.jpg)
(写真:のぶちゃん)
「鐘掛」は、腕力で通過。「本当の難所はまだ先やで」と言うと、
クライミング未体験者たちは、ひたすら目をまん丸にさせている。
「小鐘掛」は、赤ペンキに従うと、見かけより簡単。
「平等岩」は、鉄鎖が上部に片付けられていた。
ここの登攀のために、数名がクライミングシューズを持って来ていたのだが、
しばらくメートを模索しているうちに諦め、右手のチムニーを登攀してきた。
Mr.Dashは、今回は、初心者を率いてさらに右から巻いた。
その後も「蟻の戸渡り」の難所をしのぎ、ようやく「行場の辻」に戻った。
ずいぶん時間が経過していた。
寺の番人が心配だったのか、近くまで迎えに来てくださっていた。
しばらく話をして、去年、お世話になった元自衛隊の自称「万年青年お兄ちゃん」
と分かった。お顔を忘れていて申し訳なかった。
それで、ミニ鉄道がイベントで貸し出し中だと分かったのだ。
帰路は1時間に1本あるかないかのバスに間に合うよう、全速力で下る。
案外、みんな、ちゃんと着いてきた。タフじゃないか!
予想外に険しいルートで、しかもいきなりザイルで引き上げられたK日さん、
帰りのバスで「入部、もう一度考えようかな」と弱気発言も飛び出したが、
ほどなく、めでたく正式入部手続きが完了した。
ほかに体験参加のT野さんも、ぜひ今後、仲間に加わって頂けたらと思う。
昨年5月に歩き、非常に愉快だった和束・鷲峰山に、山岳部の例会として再訪した。
当然、行場めぐりもやるが、今日はクライミング経験のない部員を含め、
部外の体験参加者の女性3人も連れている。
安全を期すため、登攀用具はかなり大げさに用意してきた。
前回の山行はコチラ↓
2010年5月16日(日)和束町・鷲峰山で、廃道と、スリル満点の行場と、ミニ鉄道を愉しむ!
JR加茂駅から奈良交通バスで原山へ。
今日、何度目かの体験参加のK日さんが、バスの車中でとうとう入部宣言を
してくれ、一同、盛り上がる。
なお、K日さんは過去、コチラ↓に参加しワイルドな山行の洗礼をあびており、脚力は十分だ。
[ハイキング&地ビール]2010年11月6日(土)京都・黒尾山・周山城址と周山街道ビール
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4f/8241eb43d2cf956b22ec6797edaef0fc.jpg)
原山から東海自然歩道をたどり、名高い茶畑の間をしばらく道標に従い進む。
今回も、前回通った北東へ延びる林道をとり、2.56万図には描いてある清水谷川の源流を遡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/c11f07c8e21c190961145c4b1b0af24d.jpg)
途中で踏み跡が消滅していることを告げたうえで、T橋クンに先頭を歩いてもらったが、
登りやすそうなところを、なかなか上手くルートファインディングしてくれる。
沢登りで鍛えたチカラだ。
おかげで初心者の皆さんも、「道なき道」を、騙されたかのように登っていく。
東海自然歩道の橋に出て、ここからは歩きやすい道になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ac/ec05b814c121504ba882ccfd2b98f509.jpg)
最後はジグザグの登りを経て、金胎寺の山門に出る。
とりあえず、山頂へ向かおう。多宝塔のある広場では、歴史ハイキングの
イベントなのか、若い学生風の10人以上の団体を前に、おじさんが寺の由来などを
説明していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e5/6de1ab766064efe4f8fdd297cf48ced0.jpg)
我々は邪魔にならないように行者堂の前で休憩。
先日のレスキュー講習会で復習してきたことを部のメンバーに伝達する。
ツェルトの張り方、レスキュー装備の紹介を一通り行った。
このあたりが、職域山岳部らしいところかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c1/175d60df8a8e746341ab83bba756d62e.jpg)
宝篋印塔のある、鷲峰山山頂で昼食タイムとする。
今日は晴れてはいるものの靄が出ていて、琵琶湖までは見ることができない。
金胎寺の本堂に戻り、行場道への入山料300円を支払う。
行者道に入ってすぐにあるはずのミニ鉄道がなくなっている。
後で分かったことだが、イベントに貸し出し中とのことで、廃線になったわけではなかった。
かわらけ投げができる(有料)展望台を通る。
単調な樹林帯を進み、迎え行者を過ぎ、行場の辻で左をとる。
「東覗」や「西覗」では、初めて来るメンバーは、恐々、下を覗いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/11/a1494623728da7d82becfab5ade506e2.jpg)
岩場の急な下りは緊張の連続である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f8/5283894a10895370bc1be19e334a67ac.jpg)
岩場の長い急な下りは、念のためフィックスロープを張り、初心者にはハーネスを
着けてもらい、カラビナスルーで通過させた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9c/f4da13675efc739a60dafc98e1aa5214.jpg)
「胎内潜」では、最近、転落事故もあったらしいが、岩のトンネルを出てからの
傾斜が微妙ではある。宇宙人I村氏は、「腹がつかえる~」と苦戦していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a6/072b32b409dbab624c352072d484e265.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3a/120df954a332b93e878b90ea318f4569.jpg)
沢筋に出て、「千手の滝」、「五光の滝」をめぐる。
今日は雨が続いた後なので水量も豊富で見栄えする。
そして、いよいよクライマックスの登攀だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/bb/0c97d179b556db7d62e67bc25bac65da.jpg)
(写真:のぶちゃん)
「鐘掛」は、腕力で通過。「本当の難所はまだ先やで」と言うと、
クライミング未体験者たちは、ひたすら目をまん丸にさせている。
「小鐘掛」は、赤ペンキに従うと、見かけより簡単。
「平等岩」は、鉄鎖が上部に片付けられていた。
ここの登攀のために、数名がクライミングシューズを持って来ていたのだが、
しばらくメートを模索しているうちに諦め、右手のチムニーを登攀してきた。
Mr.Dashは、今回は、初心者を率いてさらに右から巻いた。
その後も「蟻の戸渡り」の難所をしのぎ、ようやく「行場の辻」に戻った。
ずいぶん時間が経過していた。
寺の番人が心配だったのか、近くまで迎えに来てくださっていた。
しばらく話をして、去年、お世話になった元自衛隊の自称「万年青年お兄ちゃん」
と分かった。お顔を忘れていて申し訳なかった。
それで、ミニ鉄道がイベントで貸し出し中だと分かったのだ。
帰路は1時間に1本あるかないかのバスに間に合うよう、全速力で下る。
案外、みんな、ちゃんと着いてきた。タフじゃないか!
予想外に険しいルートで、しかもいきなりザイルで引き上げられたK日さん、
帰りのバスで「入部、もう一度考えようかな」と弱気発言も飛び出したが、
ほどなく、めでたく正式入部手続きが完了した。
ほかに体験参加のT野さんも、ぜひ今後、仲間に加わって頂けたらと思う。