■メイン写真
10月の台風で小祠が吹っ飛んだ大天井岳の山頂
■今回のコース
登山口→不動岩→展望岩→行者堂跡→出雲岩→セリ岩→覗岩→馬の背→大天井岳→
天狗岩→地蔵岳分岐→虹ヶ滝→大曲→登山口
キリッと冷え込んだこの日、関西のロッククライミングの殿堂で知られる
雪彦山へ出かけた。もちろんクライミングではなく、一般のトレッキングだ。
ただ、難所は連続する。事故も多いルートなので慎重のうえにも慎重に。
登山口から、いきなりの急登になる。
きれいな樹肌のカゴノキ!
不動岩を経て、展望岩へ。
ここから見る大天井岳、不行岳、地蔵岳は、圧倒的な迫力だ。
これらを総称して雪彦(せっぴこ)山とも、洞ヶ岳とも呼ばれる。
また、「雪彦山」は、国土地理院の地形図では、大天井岳のさらに北にある
915m三角点(三辻山)としており、さらに北の鉾立山(950m)までを含めて、
広義の「雪彦山」とする解釈もある。
さらには、古くは周辺の七種山、明神山も含めて「雪彦山」と呼ばれていたとも。
あー、ややこしい。
いずれにせよ、純粋に「雪彦山」という名の単独ピークはないということで、
山中にあった金剛鎮護寺の山号だったと考えるのがいいだろう。
この寺、明治の神仏分離令で廃寺となり、現在は、当時の本尊が麓に移されて
播磨西国観音霊場第13番の雪彦山満願寺にある。
ずっと急な登りが続く。「ガンバレ」のペンキ印が書かれたモミの木に
励まされる。
出雲岩に到着。ものすごいオーバーハングの岩に、無数のハーケンやピンが残る。
すぐに鎖場が現れる。
鎖場はそんなに長くないが、チムニー状。狭いっ!
すぐ上が、覗岩。出雲岩の真上にあたる。
七種山が正面に見える。右奥には瀬戸内海が輝いていた。
ただ、ここは風が通り抜けていて寒かったので長居せずに行く。
セリ岩。巨岩の狭い割れ目を通る。ザックがつっかえて難儀する。
なお、通れない人には巻き道があるので大丈夫。
馬の背の岩場をたどる。
最後まで固定ロープが張られた岩場が続く。じつに楽しいところだ。
山頂直下からの眺め。
バンザーイ!
大天井岳に到着。
天狗岩を横目に見ると、ここから厳しい下り坂になる。
登りより、下りの方が難しいものだ。ここからは、十分すぎるほど時間をかけ
ロープを何度も出して下ることにした。
不行岳のドーム状の岩峰が見える。かつてRCCが初登した伝説の峰。
ちょっと難しい斜面は、ロワーダウンで突破。
地蔵岳の尖峰を回り込む。
少しジメジメしたところを通過するのだが、この日は比較的、乾いていた。
その先も、急な岩場を細心の注意を払いながら下っていく。
虹ヶ滝に到着。もう安心だ。
あとは大曲から、日暮れが進む遊歩道跡を歩き、登山口へ戻った。
距離は短いが、面白さがギュッと凝縮された好ルートだ。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
10月の台風で小祠が吹っ飛んだ大天井岳の山頂
■今回のコース
登山口→不動岩→展望岩→行者堂跡→出雲岩→セリ岩→覗岩→馬の背→大天井岳→
天狗岩→地蔵岳分岐→虹ヶ滝→大曲→登山口
キリッと冷え込んだこの日、関西のロッククライミングの殿堂で知られる
雪彦山へ出かけた。もちろんクライミングではなく、一般のトレッキングだ。
ただ、難所は連続する。事故も多いルートなので慎重のうえにも慎重に。
登山口から、いきなりの急登になる。
きれいな樹肌のカゴノキ!
不動岩を経て、展望岩へ。
ここから見る大天井岳、不行岳、地蔵岳は、圧倒的な迫力だ。
これらを総称して雪彦(せっぴこ)山とも、洞ヶ岳とも呼ばれる。
また、「雪彦山」は、国土地理院の地形図では、大天井岳のさらに北にある
915m三角点(三辻山)としており、さらに北の鉾立山(950m)までを含めて、
広義の「雪彦山」とする解釈もある。
さらには、古くは周辺の七種山、明神山も含めて「雪彦山」と呼ばれていたとも。
あー、ややこしい。
いずれにせよ、純粋に「雪彦山」という名の単独ピークはないということで、
山中にあった金剛鎮護寺の山号だったと考えるのがいいだろう。
この寺、明治の神仏分離令で廃寺となり、現在は、当時の本尊が麓に移されて
播磨西国観音霊場第13番の雪彦山満願寺にある。
ずっと急な登りが続く。「ガンバレ」のペンキ印が書かれたモミの木に
励まされる。
出雲岩に到着。ものすごいオーバーハングの岩に、無数のハーケンやピンが残る。
すぐに鎖場が現れる。
鎖場はそんなに長くないが、チムニー状。狭いっ!
すぐ上が、覗岩。出雲岩の真上にあたる。
七種山が正面に見える。右奥には瀬戸内海が輝いていた。
ただ、ここは風が通り抜けていて寒かったので長居せずに行く。
セリ岩。巨岩の狭い割れ目を通る。ザックがつっかえて難儀する。
なお、通れない人には巻き道があるので大丈夫。
馬の背の岩場をたどる。
最後まで固定ロープが張られた岩場が続く。じつに楽しいところだ。
山頂直下からの眺め。
バンザーイ!
大天井岳に到着。
天狗岩を横目に見ると、ここから厳しい下り坂になる。
登りより、下りの方が難しいものだ。ここからは、十分すぎるほど時間をかけ
ロープを何度も出して下ることにした。
不行岳のドーム状の岩峰が見える。かつてRCCが初登した伝説の峰。
ちょっと難しい斜面は、ロワーダウンで突破。
地蔵岳の尖峰を回り込む。
少しジメジメしたところを通過するのだが、この日は比較的、乾いていた。
その先も、急な岩場を細心の注意を払いながら下っていく。
虹ヶ滝に到着。もう安心だ。
あとは大曲から、日暮れが進む遊歩道跡を歩き、登山口へ戻った。
距離は短いが、面白さがギュッと凝縮された好ルートだ。
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