Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年6月9日(土) 初夏の花でいっぱいの、日本百名山・荒島岳!

2018年06月10日 | 山登りの記録
■メイン写真
念願の荒島岳を制覇! がんばった~!!


■今回のコース
中出(なかんで)コース登山口→おおこば展望台(展望なし)→ひえ畑→小荒島岳→
シャクナゲ平→佐開コース分岐→前荒島→中荒島→荒島岳→(往路を戻る)→
中出コース登山口⇒みずごう駐車場


Yさんと、仲良しの山ガールさんたちのグループからのご依頼で、日本百名山の
荒島岳をご案内した。
3年前の暑い日に山仲間と登り、熱中症寸前のヘロヘロ状態になった思い出の山。
しかし、今はまだ過ごしやすい時期だ。
朝まで雨が降っていたようだが、前線の切れ目で、この日は奇跡的に雨がやんだ。



中出コース登山口から出発。まずは未舗装の林道だ。



この季節は樹も草本も白い花が多い。まずはガマズミから。



ウノハナウツギ。



シライトソウ。



ヤブデマリ。



蛇行する作業林道に絡みながら、最短距離で登れる登山道を進む。



ナルコユリ。



おっと、これは意外。まだニリンソウが残っていた。



タニウツギ。
白い花が多い中で存在感を放つピンク色。



葉の先がやや尖っているから、クロミノニシゴリかな。



イタヤカエデの巨木に囲まれながら登っていく。



そして待望のブナが現れる。この山もブナ林が美しいのだ。



おおこば展望台は、樹木が茂って展望はゼロ。標識だけが虚しくかかっている。



さっきのクロミノニシゴリに似ているが、葉がちょっと丸いのでサワフタギか。



ともちゃんがコケイランを発見した。
いろいろあるなぁ、この山は。



比較的若いブナ林を抜けていく。新緑のみずみずしさに癒される。



ツクバネウツギ。



チゴユリ。



ユキザサ。



ヨツバムグラ。



ヤマボウシ。



小荒島岳(1186m)の手前で、少しばかり展望が開ける。
水蒸気をたっぷりはらんだ空気のおかげで霞んでいる。



小荒島岳に到着。ここまでで標高差700mほど登ったことになる。



ナナカマド。



ハナニガナ。



アカモノ。



北側の展望。やはり薄くモヤっている。



小荒島岳、通称「コアラ」。
ということで、みんなでコアラに化けてみた。



シャクナゲ平への緩斜面は、これまた美しいブナ、カエデ林だ。



シャクナゲ平の標識は、冬の雪の重みからか、折れ曲がってしまっていた。



荒島岳へは、「もちが壁」と呼ばれる長い急登が待ち受けている。
鎖やロープが設置されているが、あまり役に立たない。
むしろ木の幹や岩をつかんだほうがはるかに信頼できる。
せっかく設置された木段も、今ではズタズタで、時に尖った鉄釘などが露出
していて却って危険だ。



コミネカエデも花が咲いていた。



マイヅルソウ。



キジムシロ。



ここのイワカガミは色が濃い。まだまだ、山頂直下にたくさん咲いていた。



コバイケイソウ。



そして待望の荒島岳の山頂へ。
残念ながら霧の中で、絶景を見せてくれることはなかった。
しかも冷たい風が吹きつけ、とても長時間ここにとどまっていることはできない。



下山は往路を戻るのだが、登りのとき以上に慎重にならざるを得ない。



帰りはガスが下の方まで下りてきていたので、ブナ林は神秘的なムードに
つつまれていた。

山頂までの標高差が1100m以上という中級ルート、みなさんも気力をふりしぼって
下り続ける。しだいに脚のダメージが強くなってくる。膝が笑う。
日没が迫るころ、無事に下山。歩き通せた充実感と、疲労感。
クルマに戻って、駐車場の湧き水で足を冷やし、さっと着替えてから帰路に就いた。
車内では、小腹を満たすため、みんなしばらくおやつにかじりつき、これが一段落したら
疲れがどっと出たのか、みんなスヤスヤ。大阪に着いたのは深夜だった。


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