日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

山田大樹が阪神・能見に投げ勝ちプロ初完封!

2011年05月21日 | HAWKS

セパ交流戦の開幕カード・広島戦を1勝1分けで終え、パリーグ首位をキープしている福岡ソフトバンクホークス。交流戦2カード目は、現在セリーグ5位と低迷している阪神タイガースが相手です。ここから23日まで4連戦となります。阪神はここ最近鳥谷敬、平野恵一といったレギュラー陣が負傷したり、打線も調子があまりよくありません。20日の初戦はソフトバンクが山田大樹、対する阪神は左のエース・能見篤史が先発しました。


両チームのスタメン 
 ソフトバンク           阪神
1(遊)川宗則        (中)俊介
2(二)本多雄一        (遊)上本博紀
3(左)内川聖一        (指)鳥谷 敬
4(一)カブレラ         (三)新井貴浩
5(指)小久保裕紀       (右)マートン
6(右)多村仁志        (左)金本知憲
7(三)松田宣浩        (一)ブラゼル
8(中)長谷川勇也       (捕)城島健司
9(捕)細川 亨         (二)関本賢太郎
 (投)山田大樹        (投)能見篤史


ホークス先発・山田は初回、先頭の俊介(本名・藤川俊介)にショートへの内野安打を許すと、鳥谷に四球を与えてしまいます。2死2,3塁と先制のピンチを招きましたが、マートンをセンターフライに打ち取り、ピンチを防ぎました。2回には2死から城島にレフトフェンス直撃のシングルヒットを浴びましたが、関本を空振り三振に仕留めて0点。3回は上位打線を3者凡退に抑えました。
山田を援護したいホークス打線ですが、初回に2死から内川が四球を選ぶも後続凡退。2回以降は能見の前に3者凡退が続き、2回は小久保と多村、3回は長谷川と細川が連続三振に倒れ、5回はわずか5球で攻撃が終わり、2~5回まで4イニング連続3者凡退、前半5回を終えて能見の前にノーヒットと打ち崩す事ができません。
山田と能見の投手戦の前に両チーム無得点で迎えた6回、阪神は先頭の俊介がライト線への2塁打で先制のチャンスを作ります。しかし、上本が犠打を試みるも決められず、山田のスライダーの前に空振り三振。鳥谷と新井も倒れて無死2塁のチャンスを活かせず0点。山田ここは踏ん張った。
その裏のホークスは、先頭の長谷川が能見のストレートを振り抜いてレフト前ヒット。これがホークスにとって初安打。続く細川がしっかりと送りバントを決めて1死2塁とします。先制のチャンスに川崎が直球をレフトへ弾き返し、鋭い打球は阪神左翼手・金本の頭上を超えて行った!2塁走者の長谷川はこれを見て一気にホームイン。ボールが転々とする間に川崎は3塁まで到達。川崎のタイムリー3塁打でホークスに先制点が入り、なおも1死3塁で本多が遊撃ゴロとなるも、3塁から川崎が生還し1点追加。この回は長谷川のヒットを皮切りに2点を奪いました。
8回、ホークスは長谷川のヒット&細川の犠打で1死2塁の場面で、前の打席で先制打を放った川崎が、能見のフォークを上手く合わせ、レフトへ流し打ち。金本が飛び込むも捕れず、長谷川生還で3点目。川崎は一気に3塁へ。またも川崎のタイムリー3塁打が生まれた。この後本多が四球を選んだところで能見降板。1死1,3塁で本多が2塁への盗塁→阪神捕手・城島の悪送球で大きな追加点となる4点目。
味方の援護を貰った山田は、終盤になっても阪神打線を封じこみ、4点リードで迎えた9回も先頭の鳥谷を三振に仕留め、最後の打者・マートンを2塁ゴロに打ち取って試合終了!最後まで阪神打線を封じた山田、見事プロ初完封勝利を成し遂げました!



セ・パ交流戦 2011/05/20(金)
ソフトバンク-阪 神 1回戦 
(ソフトバンク1勝、ヤフードーム、18:00、32224人)
T 000 000 000  0
H 000 002 02x  4
【投手】
(神)能見、福原、小嶋-城島
(ソ)山田-細川
【責任投手】
(勝)山田6試合4勝2敗
(敗)能見6試合2勝3敗


序盤は山田と能見の投手戦で、ホークス打線が5回まで能見投手の前に無安打に抑えられ、正直負けるかと思ったし、ノーヒットノーランされるんじゃないかと思いました。しかし、6回に長谷川選手がチーム初ヒットを放ち、川崎選手のタイムリー3塁打などで2点を奪うと、8回にも2点追加。前半苦しめられた能見投手を後半に打ち崩し、4-0でホークスが2連戦の初戦を制しました。これでホークスは交流戦2連勝&3戦負け無し。チームの貯金も今季最多の9に伸ばし、2ケタ到達にリーチをかけました。
能見投手との投げ合いに勝利した山田投手は、9回まで打者32人に対して128球を投げ、被安打4・7奪三振・2四死球・無失点。立ち上がりのピンチを無失点で切り抜けると、その後も阪神打線を抑える好投を披露。山田投手にとってのプロ初完投を完封で飾ってみせました。育成出身選手での完封勝利はパリーグでは初めてだそうです。一度は自由契約されながらも、育成で再契約→支配下登録。今ではローテーションの一角まで成長。恩師である王貞治会長の誕生日で最高のピッチングができましたね。
打線の方は全体で5安打。2試合連続スタメンの長谷川は2安打のマルチヒットを記録し、いずれも得点につながりました。川崎選手は2打席連続タイムリー3塁打を放ち、2安打2打点の活躍でヒーローに選ばれました。2本のタイムリーは、いずれも金本選手の拙い守備に助けられた感じもありましたが。(Youtubeで見たけどひどかった)
2試合連続完封勝利と先発投手陣の好投が目立つ最近のホークス。21日の第2戦はホークスが杉内俊哉、阪神・久保康友が登板予定。杉内が完封すれば、自身の2連続&チーム3戦連続完封となりますが、果たしてどうなることやら…。



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