日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

初回に6点奪ってマエケンをKO!ホークス今季2度目の5連勝&今季初の貯金3!

2013年06月02日 | HAWKS

現在4連勝中の福岡ソフトバンクホークスは、6月1日も福岡ヤフオクドームで広島東洋カープと対戦。「ソフトバンクVS広島」戦は3試合終えて広島の2勝1敗。同カード最終戦はソフトバンク・攝津正、広島・前田健太のエース対決で始まり、両先発の息詰まる投手戦になるかと思いきや、ホークス打線が鯉のエースに襲いかかりました。


両チームの先発メンバーはこちら。
  ソフトバンク        広島
1(右)中村 晃        (中)丸 佳浩
2(二)本多雄一       (二)上本崇司
3(左)内川聖一       (一)岩本貴裕
4(三)松田宣浩       (右)廣瀬 純
5(左)長谷川勇也      (指)ニック
6(一)ラヘア         (左)松山竜平
7(中)柳田悠岐       (遊)梵 英心
8(遊)今宮健太       (三)堂林翔太
9(穂)細川 亨        (捕)石原慶幸
 (投)攝津 正        (投)前田健太
前日の試合で左アキレス腱の炎症を起こした内川がDHに回ったため、レフトの位置には長谷川、ラヘアが一塁、中村がライトのポジションに就きました。


1回、ホークス先発・攝津が広島の1,2番を簡単に打ち取って2アウトとした後、岩本と廣瀬に連続四球を与え、1,2塁のピンチを背負いますが、ニックを見逃し三振に仕留め、なんとか無失点で切り抜けます。その裏のホークスは、先頭の中村が広島先発・前田のスライダーを合わせ、レフトへの2塁打で出塁。続く本多の犠打→前田1塁悪送球で本多セーフとなり、無死1,3塁。さらに内川が四球を選び、無死満塁と先制のチャンス拡大。この場面で松田がきっちりとレフトへの犠牲フライを放ち、3塁走者・中村が生還し、幸先良く1点を先制。なおも2人の走者を置いて、長谷川のライト前タイムリーヒットで1点追加すると、続くラヘアがレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打で3点目。1死2,3塁とさらにチャンスは続き、柳田が前田の初球を狙い撃ち!ライトへ鋭い打球を放ち、そのままスタンド一直線!柳田3ラン本塁打で3点を追加し6得点!初回からビッグイニングとなり、マエケンをマウンドから引きずり降ろしました。
味方打線の大量援護を貰った攝津は、2回に3者凡退に抑えたところから立ち直り、広島打線を沈黙させるピッチングが続きます。4回には広島の中軸から3者連続三振を奪うと、5回にも梵と堂林を連続三振に斬って取り、6回には先頭打者に内野安打を許すも、続く上本を併殺打、さらに松山を3球三振に仕留めました。
初回に6点を奪ったホークス打線は、4回に1死1塁から本多が広島2番手・今井啓介の初球変化球をすくい上げ、右中間を破るタイムリー2塁打。1塁走者・中村が一気にホームインして7点目。5回には長谷川が低めの変化球を上手くとらえ、バックスクリーン右へのソロ本塁打で8点目。6回、1死1塁の場面で本多に打席が回り、今度は左中間へのタイムリー2塁打を放ち9点目。なおも1死2塁で内川が1塁強襲のライト前タイムリーヒットでさらに1点追加。これで10点目が入り、前日の続き広島相手に2ケタ得点。
7回まで無失点、完封ペースで投げ続けてきた攝津ですが、8回に広島8番・小窪哲也(途中出場)を遊撃ゴロに打ち取ったかと思ったら、今宮がエラー。このミスで攝津のリズムが乱れ、石原にレフト前ヒットを許し、1死1,2塁で丸に対してストレートが甘く入り、左中間フェンス直撃のタイムリー2塁打を浴びて1点を失います。完封を逃した攝津は8回を投げ切ったところでマウンドを降り、9回は2番手・嘉弥真新也が3人に抑えて試合終了。投打がしっかりと噛みあったホークスが、広島に連勝しました。



試合結果 セ・パ交流戦 2013/06/01(土)
ソフトバンク-広 島 4回戦 (2勝2敗、ヤフオクドーム、13:00、38561人)
C 000 000 010  1
H 600 112 00X  10
【投手】
(広)前田健、今井、久本、河内、小野、今村-石原、会沢
(ソ)摂津、嘉弥真-細川、山下
【責任投手】
(勝)摂津9試合5勝3敗
(敗)前田健9試合5勝3敗
【本塁打】
(ソ)柳田4号3ラン(1回、前田健)、長谷川5号ソロ(5回、今井)


広島との最終戦は、両チームのエースの明暗がはっきりと分かれる結果に終わりました。ホークス先発・攝津投手が8回1失点、対する広島先発・前田投手は1回に6失点を喫し、右脇腹の異常を訴えて降板しました。今回の試合は、ホークスの初回の猛攻で勝負が決まったような感じでした。本多選手の犠打→マエケン1塁悪送球した時に、ホークスに流れが行きましたね。柳田選手の久々の一発、好調・長谷川選手の活躍もあり、2試合連続の2ケタ得点。10-1でまたしても広島に圧勝。広島との対戦は2勝2敗の五分で終了。今回の2連戦はホークスが投打において圧倒しました。
先発の攝津投手は、8回まで116球を投げ、被安打4・10奪三振・2与四死球・1失点の内容でした。過去2試合は序盤で大量失点を喫し、5回すら持たずに降板。この日も初回に2つの四球を与えてしまうも、なんとか無失点で踏ん張り、7回まで10個の三振を奪い、広島打線をゼロに抑える見事なピッチング。完投&完封勝利も期待されたんですが、8回に丸選手にタイムリーを浴びて完封の夢が断たれました。それでも久々にエースらしさを見せた攝津投手、自らの31歳のバースデー登板を勝利で飾り、今季5勝目をマーク。
打線の方はチーム全体で12安打。初回に前田投手から3ラン本塁打放った柳田選手は、4月11日のオリックス戦以来となる今季4号ホームラン。初球のスライダーを思いっきり叩き、弾丸ライナーでライトスタンドまで運んで行きましたねえ。今カード4安打5打点と大当たりだった柳田選手、久々の一発も飛び出し、バッティングも上昇気流に乗れるといいですね。7試合連続ヒットの長谷川選手は、初回にライト前タイムリー、5回の第3打席では今季5号ホームランを放ち、2安打2打点。打率も.324まで上がり、パリーグ3位に浮上。ちなみに、パリーグの現在の首位打者は、この試合2安打1打点だった内川選手で、現在.340です。2人ともこの交流戦よく当たってますね。他にも、本多選手が2打席連続タイムリー2塁打を放てば、中村選手が5打席すべて出塁し、3得点(ホームベースを3度踏んだ)を記録しています。
広島に連勝した福岡ソフトバンクホークスは、今季2度目となる5連勝、今季最多の貯金3としました。そして交流戦14試合を終えて9勝5敗、楽天と並んで2位タイ浮上です。勝利数ではロッテと楽天の2チームと並んでますが、勝率差でロッテが首位となっています。でも、4度目の交流戦優勝へ射程圏内に入っている事は確かです。2日からはセリーグ2位・阪神タイガースとの2連戦。阪神にも連勝してカード勝ち越しを決めてほしい!



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