日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

打線好調で2連勝!大場翔太は今季初勝利!

2013年06月23日 | HAWKS

交流戦明けの初戦を大勝し、楽天を抜いて2位に返り咲いた福岡ソフトバンクホークス。22日はクリネックススタジアム宮城に乗り込んで東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦しました。試合前、選手を乗せるはずのバスが事故渋滞につかまり、選手宿舎に到着できないアクシデントが発生。この緊急事態に球団マネージャーたちがタクシーを30台も手配し、選手たちはKスタ宮城までタクシー移動。予想外の形で「アウェーの洗礼」を受けたホークスでしたが、試合では前日と同様に投打で相手を上回りました。


スタメンはこちら
 ソフトバンク       楽天 
1(一)中村 晃      (遊)松井稼頭央
2(二)本多雄一     (二)藤田一也
3(指)内川聖一     (中)聖澤  諒
4(三)松田宣浩     (指)ジョーンズ
5(右)長谷川勇也   (三)マギー
6(中)柳田悠岐     (一)銀次
7(左)ペーニャ     (左)小斉祐輔
8(遊)今宮健太     (捕)嶋  基宏
9(捕)細川 亨      (右)島内宏明   
 (投)大場翔太     (投)戸村健次 
この日の先発は、ホークスは久々の1軍登板となる大場翔太、楽天は今季2勝の戸村健次。ホークスは内川がDH、ペーニャがレフトに入りました。


ホークスは1回、2死から内川と松田が四球を選び、1,2塁と得点圏に走者を置いたが、長谷川は楽天先発・戸村の前にセンターフライで2者残塁。2回、柳田とペーニャが共に内野ゴロに倒れますが、前日4安打の今宮が戸村の5球目のストレートを振りぬき、打球はレフトへ高く舞い上がりそのままスタンドイン!今宮のホームランでホークスがこの日も先制点を奪います。しかしその裏、ホークス先発・大場が楽天4番・ジョーンズにレフトへの2塁打を浴びると、1死3塁で銀次をレフトフライに打ち取ったかと思ったら、左翼手・ペーニャが落球。この間に3塁走者が生還し、1-1の同点とされた。
ホークスは3回と4回に2イニング続けて戸村の前に3者凡退に終わり、一方の大場も2イニング連続3者凡退に抑える好投を見せます。同点のまま迎えた5回、ホークスは1死から今宮の2塁打、細川のレフト前ヒットで1,3塁と勝ち越しのチャンスを作ります。この場面で1番・中村がストレートを弾き返してセンター前タイムリーヒット!3塁走者が生還して勝ち越しに成功。なおも2人の走者を置いて、本多がライトへのタイムリー2塁打。2塁から細川が還り1点追加。ホークスは4連打で2点を奪い、3-1とします。
2点の援護を貰った大場は5回裏、嶋の2塁打、松井の敬遠の四球で2死1,3塁と反撃のピンチを背負う。ここは無失点で切り抜けたいところだったが、藤田との場面で1塁へ牽制しようとしたところ、ボークを犯す。投手としてやってはいけないミスで1点を失った。なおも2死2塁で一打同点のピンチだったが、藤田をライトフライに打ち取り、相手の反撃を1点に抑え、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りました。
6回、ホークスは1死から柳田とペーニャの連続ヒットで1,3塁と追加点のチャンスを作るが、今宮が痛恨の併殺打。その裏、2番手で登板した五十嵐亮太が楽天のクリーンナップから3者連続三振を奪います。
1点リードで迎えた7回、本多の四球&盗塁で2死2塁の場面で、内川が戸村のカットボールを捉え、右中間を破るタイムリー2塁打。ホークスに大きな追加点が入ると、松田のレフト前ヒットで1,3塁とチャンスを拡げ、長谷川の3塁タイムリー内野安打でこの回2点目。さらに柳田の四球で満塁となり、途中出場・金子圭輔が四球を選び、押し出しでもう1点追加。9回、長谷川と柳田が連続安打を放ち、1死1,2塁で金子が楽天3番手・ハウザーの直球を弾き返し、レフトフェンス直撃のタイムリー2塁打。2人の走者が生還。結局試合は8-2で前夜に続きホークスが快勝しました。


パ・リーグ 2013/06/22(土) 試合結果
▼楽 天-ソフトバンク 8回戦 
(ソフトバンク5勝3敗、Kスタ宮城、18:00、19717人)
H 010 020 302  8
E 010 010 000  2
【投手】
(ソ)大場、五十嵐、岩崎、ファルケンボーグ、山中-細川、山崎
(楽)戸村、片山、ハウザー-嶋
【責任投手】
(勝)大場3試合1勝2敗
(敗)戸村5試合2勝1敗
【本塁打】
(ソ)今宮4号ソロ(2回、戸村)


いやいやいや、打線が調子いいですなあ。今宮選手の先制本塁打、「切り込み隊長」の中村選手の決勝タイムリー、打率部門でトップを争う長谷川選手と内川選手がともにタイムリーヒットが生まれました。楽天投手陣に対して先発全員安打の15安打で8得点。もう勢いが止まらんっ!って感じ。2試合続けての快勝で楽天に2連勝、日曜日を待たずして3連戦勝ち越しを決めました。また、この日はパリーグ首位・ロッテが日本ハムに敗れたため、首位との差が1ゲームに縮まりました!いよいよ首位が見えてきたぜー。
この日の先発投手の大場投手は、5回まで投げて72球、被安打3・3奪三振・1与四死球・2失点という内容。5イニング中3イニングで3者凡退に抑えたけど、2回にはペーニャ選手のエラーで1点を失い、5回には自らのボークで失点を喫してしまいました。本人も「いらない点を与えてしまった。ブルペンにも迷惑をかけてしまい、チームに申し訳ない」と反省。でも、味方打線の援護もあり、今季3度目の先発登板で初勝利を挙げました。パディーヤの代役を最低限果たした大場投手、来週もう一度先発登板のチャンスが回ってくるかもしれません。次も結果を残して先発ローテーション入りを大きくアピールできるといいですね。
先発全員安打の打線は、中村選手、本多選手、長谷川選手、柳田選手、今宮選手の5人が2安打のマルチヒットを記録。5回にタイムリー2塁打を打った本多選手は、2試合連続で打点をマーク。長谷川選手は打率を.350に上げております。1安打だった松田選手は連続試合安打を「21」に伸ばしました。先発メンバー以外では、6回にペーニャの代走で出場した金子選手が、最初の打席で押し出し四球を選び、9回の2打席目ではダメ押しの2点タイムリー2塁打を放ち、この試合3打点。守備固め中心の選手がバッティングで結果を出したのは嬉しいですね。
ホークス2連勝、同一カード3連勝にリーチをかけて迎える3連戦最終日の23日は、楽天・ダックワース、ソフトバンク・帆足和幸の予告先発となっています。交流戦で4戦4勝の好成績を残し、いまやホークスの左のエース格となった帆足投手、「楽天キラー」ぶりを発揮してもらいたいところです。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ