MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

シュロの木の下で

2020年10月21日 | A DAY IN THE LIFE

棕櫚(シュロ)の木を切った。

知らない間にやたらデカくなったもんで(毎日見てますが)
メガ台風来襲が予想される昨今の情勢を鑑み、この際切っちゃうか と。

といっても、私が切ったのではなく、電気屋さんが切ってくれた。
このブログに何回か登場している THE 働くおとこ だ。
本職は電気屋さんにして植木屋さんでもあり、兼ペンキ屋さん、兼便利屋さんだ^^
なんでもやるよぉ~ って感じは私と相通じるのだ。

プラス、元走り屋さんでもあり、ハーレーのカスタマーでもあった。
「昔ここを90キロで入っていったさ」と、直角のコーナーを見て軽く言った。
直角のコーナーといえば品がいいが、要するに本線から側道に入る単なるカドだ^^
90出して曲がり切れなければバイパスの壁に張り付いて即死だろう場所だった。
僕なら、、、セコンドまでシフトダウンして、30キロくらいで曲がるだろう^^

エニウェー
なんでもやるよぉ~ だったら自分で切れば? とお思いのあなた、
これがなかなか向き不向きってもんがあるし、一応電気屋さんは植木屋さんで修行した身だ。
なので、庭木の剪定は基本、彼にお任せだ。

下の画像はネットからの借り物だけど、ウチのシュロの木もまさにこんな感じだ。
しかも、アイビーが全体に絡みついていて、その分、幹の太さが1.5倍増し、ときてる。
アイビー、ホームセンターで可愛いのが一鉢300円くらいで売っているが、
わが家ではいたるところで繁殖し、そのうち家ごと絡み取られてしまいそうだ。

それでなくてもシュロは幹が毛だ^^
幹らしい幹は中心部分で、外側は毛におおわれているから厄介だ。
が、元ハーレー乗りは、「大丈夫、チェーンソーでいけるよ」 と軽く言う。
何事も軽く言うのがミソだ。
そもそも、この日は雨が降りそうだったし、別の用事で軽く立ち寄っただけのはず。
ああそれなのに、それなのに。

「じゃあ切っちゃおう」と。

「うん? シュロけ?」

「そうそう」

「今日? やんの・・・」

「ついでだから、やっちゃお」と。

やるとなったら仕事は速い。
上の葉から落としていき、幹はチェーンソーで80センチくらいで輪切りにしていく。
と、見たように書いているが、実際には他のことやっていて、まったく見てないのよ。


 シュロの断面 ※この画像も借りもの


シュロの幹が落ちる地響きが何回かした後、
終わったよ、の声が掛かり、見に行くとそこには見晴らしの良くなった空間と、
想像を超える量のシュロの木の残骸が山積みになっていた。。。
トゥービーコンティニューど。 つづくんかいっ


・・・・・・・

吉田拓郎の名曲「アキラ」に

♪ シュロの木は今も、風にゆれている という一節がある。

懐かしく儚い情景が浮かびキュンとするのだが、
僕の家のシュロの木は、今は風にゆれることはない。。。

おっとぉ、なに詩人ぶってんだか^^
台風が怖くて切ったくせに。


さて秋の夜のBGMはこれだ。
♪Moon River 何度目かの登場だ。
まさにハックルベリー フレンドな曲。
あれ? タクちゃんじゃないのね てっきり「アキラ」だと・・・。

クラプトンとベックとくれば、共有しなければならない。
リードギターはベックの、、、いつものあの感じだ^^

Moon River - Clapton & Beck


スローハンドのD

2020年10月21日 | 音楽をPEDROむ

「浪漫」のスタジオライブ、届く。




ジャケは大正ロマン風。
見ようによっては、左の歪んだ男性が「鬼舞辻 無残」に見える・・・わけないか^^
まあ大ヒットの時節柄、縁起もんだと思ってスルーしてね。

PEDROはすでに私の中ではロックの殿堂(ROCK AND ROLL HALL OF FAME入りを果たし、
国宝に認定され、重要無形文化財にはだいぶ前に認定されております^^
つまり、なんでもOK!状態な、現在唯一無二のバンドです。

Blu-rayをさっそく鑑賞。。。

アユニ・Dのベース、この時はまだ黒いスティングレーです。
驚異的に速いダウンピッキングなんですが、
その分、速度を落とした際にはスローモーション?かと錯覚します。
エリック・クラプトンがスローハンドと呼ばれた逸話を思い出します。
例えに出すのが大物過ぎる? いいの、いいの なんでもOK!なんだから。

クラプトンの場合は、止まって見えるほど速いから、という説が一般的でした。
アユニ・D、まさにアユニ・スローハンド・Dの異名までいただきました \(^o^)/
アユニ・DのDは、SLOW HAND の“D”ということで、辻褄も合います。 どんな辻褄だよ^^


本家 スローハンド


田渕さん、ギターは言わずもがな なんですが、コーラスがまた素晴らしい。
先のクラムボンの原田郁子さんとのネット配信でも痛感しましたが、
ボーカリストとしてもハートを鷲づかみにされとります。
美しい声なのに、決して出しゃばらず・・・人柄の良さが沁みてきます。


とにかく、PEDROはなんでもOK! 状態がつづいていくでしょう。