ワタクシ、倖田來未を小バカにしてました。
あの羊水発言以来、長きに渡って。
そしていま、わたしは思っています。
愚かだったと。
『お、石川佳純だ・・・』
と見始めたのが、いつのまにか曲そのものに惹かれてました。
ひとは愚かなままではない。
成長する。
なんのことはない、
愚かなのは、知ろうともせず知った気になっていたワタシの方だ。
倖田來未-KODA KUMI-『100のコドク達へ』(Official Music Video)
狂った老人の妄想が世界を殺していく。
ひとりのガイキチジジイのために、世界中が落ちていく。
とても同じ時代を生きているとは思えない。
ジジィはジジィでも、こんなジジィならなぁ
少年とふたりの大叔父の話。
原題は「中古のライオンたち」みたいな意味らしい。
テレ東の昼間にやっていたヤツだ。(ヤツ=ズタズタにカットされてるであろう代物)
実際に出てくる老いた中古のライオンは、
少年を助けた興奮のあまりあっけなく死んでしまう。
ロバート・デュバル演じる兄貴の方は、めちゃめちゃ喧嘩が強い。
ただし、ボコボコにした相手に対してアフターケアも忘れない。
納屋の地下室みたいなところには、
とんでもねー札束が無造作に放り込んであったりもする。
なんだかんだで、オーラス(はやっ もうラストかい)
売れっこのマンガ家になった少年の元に、ふたりの訃報が届く。
懐かしい家に帰ると、納屋に突っ込んで大破した飛行機を見つける。
こんな感じの複葉機 ↓
そう、納屋へ突っ込んでふたり同時に即死したのだwww
成長した少年はすぐに納得する。
ああ、酒飲んだ勢いで飛行機を乗り出したんだろう、無免のくせに、と。
大学を卒業するまでは危ないから操縦するの禁止と、ふたりと約束していたのだ。
他にも深酒やケンカをしないとか、何個か約束をしていたことを、
少年が巣立っていっちょ前になったのをいいことに、解禁したうえでの事故死なのだ。
酔っぱらって楽しそうに笑う声が、飛行機のシーンに重なる。
代理人から、その場で遺言書を手渡される。
1枚だけの遺言は素晴らしく簡潔だ。
ボウズに全部やる。
遺体は畑に埋めてくれ、ライオンの隣に。
こーゆージジィばかりだったら、、、それはそれでジャマくさいけどw
狂ったジジィがふんぞり返ってるよりはずっといい。
梵天丸もかくありたい。
んが、ワタシはとてもとてもライオンにはなれない。
せいぜい中古のヤギがいいとこだ(ひつじ年で山羊座なもんで)