静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

かつや@聖一色

2017年11月25日 07時24分22秒 | グルメ
かつや@聖一色

 「かつ丼が食べたい」
ある日ふとそう思いました。
いやいや何も刑事さんに勧められたわけではありませんが、そういう気分の時もあります。
そういえばかつ丼って、私はめったに食べないですね。


 どうせ食べるなら初めてのお店が良いと、運動不足の解消もかねて聖一色の「かつや」さんに向かいました。
例によってママチャリで自宅をスタートします。
今日は風が強く、途中で何度かよろけそうになりました。
特に南幹線はきつかったです。



 自転車ですから道路の左端を走るわけですが、トラックの風圧ではじかれそうになります。
一部の歩道は自転車も通行できますが、以前警察官の方に注意されたので、私は出来るだけ道路を走るようにしています。
それでも走ること30分、何とかお店に着きました。
こちらが聖一色の「かつや」さんです。



 「いらっしゃいませ」
11時を少し過ぎた時間なのでまだお店は空いていました。
先客はお二人だけで、私は奥のカウンター席に座ります。
温かいほうじ茶が出て、店員さんに注文を告げます。



 「かつ丼(梅)」に「とん汁(小)」をお願いします。
メニューを見てこう注文します。
かつ丼は一番安いランクで「梅」は税込み529円、豚汁の小は同じく129円です。





 名前の通りでメニューはすべて揚げ物ばかりです。
どんぶりものか定食かに分かれていますが、どれもボリュームがありそうで安いですね。
カツカレーも美味しそうです。



 注文の順番に作るようで、まずはテイクアウトのお客さんから先です。
それが出来上がってついに私のかつ丼が開始されました。
席の場所が調理場の前なのでその工程がよくわかります。
さすがにカツは揚げ置きですが、それをザックリ切って小鍋で煮ています。



 牛丼に比べると時間はかかりましたが、それでも7分ほどでかつ丼と豚汁が出来上がりました。
豚汁には一味を掛けていただきます。
まずはカツ丼、これは予想通りの味です。
上に乗せられた飾りの三つ葉が良いアクセントです。



 濃い目の丼汁で、これはご飯が進みます。
とじかげんも文句なしで、美味しいですね。
お値段も安いし、まさに庶民の味方という感じのかつ丼です。
かつ丼は上品なものではなくある程度下手なものが一番です。



 そしてかつ丼も美味しいですが、それを上回るのが129円のとん汁小でした。
大根ニンジンこんにゃくなどの具だくさんで、しっかり食べ応えがあります。
以前吉野家さんで「豚汁飲み」をしましたが、豚汁に関してだけ言えば「かつや」さんのほうが良かったです。
ただし「かつや」さんにはアルコールのメニューはありませんから、豚汁飲みは出来ません。

 なお、細かいことですが、豚汁のお椀の下にはちゃんとストッパーが敷いてありました。
こういうものを見ると感心しますね。
お客さんは早い時間なので男性の一人客がほとんどでした。
まとめてテイクアウトというお客さんもけっこういて、お店も忙しくなってきました。



 気になってサービスのお漬物も少し取ってみましたが、カツの量がしっかりあったので最後までご飯が余らずに食べきれました。
やっぱりかつ丼は食べ応えが違いますね。
このセットで658円ですから、ラーメンよりも安いです。



 豚汁も美味しくてこれもすべて飲み干してしまいました。
ラーメンのスープは罪悪感がありますが、これが豚汁ですと全く感じませんから不思議です。
いやあ、満腹満腹。
ごちそうさんでした。

 お会計をすると100円割引のサービス券までいただきました。
もう少し近ければいいんですが、それだけが惜しいです。
できれば、「かつや飲み」もしたいものですね。
たまにはかつ丼、いいものです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする