あれこれとあった今年ですが(否、これは毎年のことですが)、私にとっては、(共著ですが)租税法の教科書、日税研論集の論文、『行政法の争点』所収の論文、そして自治総研の論文など、最近では多くの業績を公表できた年でした。来年はもっと多くの業績を発表できるようにしたいと考えています。
また、8月29日、9月1日および2日に、国土交通大学校で憲法の講義を担当しました。大分大学時代は教養科目として日本国憲法の講義を担当しましたから(余談ですが、当時、教育福祉科学部で、そしておそらくは大分大学全体でも、最も多くの教養科目を担当していたのは私です)、約10年ぶりということになります。私にとっては、行政法であれ租税法であれ財政法であれ、必ず憲法と結びつくものなのです。
仕事以外では、8月30日に青葉台のフィリアホールで行われた渡辺香津美さんと沖仁さんのコンサート、10月12日にサントリーホールで行われた堤剛さんのコンサート、そして12月13日にフィリアホールで行われた吉野直子さんと堤剛さんのコンサートが、強く印象に残っています。特に、吉野さんのコンサートでは現代音楽の優れた作品が必ず取り上げられ、行く度に、それまで知らなかった曲の魅力に引きつけられたりします。ドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」を知ったのも、数年前のコンサートでしたし、今月はヒンデミットとユン・イサンでした。
当たり前ですが、全てが上手くいった訳でもありません。とくに、メインのSDカードがトラブルを起こしたことは、最近のことであるだけに打撃を受けました。
ところで、10月24日から大晦日の今日まで、毎日ブログを更新してきましたが、いかがでしたでしょうか。今年、OCNのブログ人サービスが終わったことで、やむをえずgooブログに移行しましたが、ホームページの更新より手軽なので、あれこれのネタを取り上げてみた訳です。来年も、できる限り毎日のように更新しようかと考えています。
あとは、今日の23時30分からテレビ東京で生中継される東急ジルヴェスター・コンサートを見て、来年を迎えるだけです。年末年始のテレビ番組で楽しみにしているのはこれだけです。もう10年以上、大晦日はこの番組しか見ません。ただ、今回、フィナーレがラヴェルのボレロであることだけは気に入りませんが(ラヴェルが残した最悪の曲と思っていますので)。
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