池袋駅から西武池袋線・西武秩父線の特急「ちちぶ」に乗り、およそ35年ぶりに西武秩父駅を利用しました。
西武秩父線の終点、西武秩父です。頭にわざわざ「西武」を付けているのは、西武秩父駅の開業が1969(昭和44)年であり、それより55年前に秩父鉄道の秩父駅が開業していること、および、西武秩父駅が秩父駅から離れていることが理由となっています。
西武には、この駅の他にも自社名を駅名に付けている駅がありますが(例、西武柳沢、西武立川)、駅名標でもアナウンスでも省略されません。同様の例は、東武(例、東武練馬)、京王(例、京王多摩川、京王多摩センター)、小田急(例、小田急相模原、小田急多摩センター)などにあります。また、東京メトロにも地下鉄成増(旧名:営団成増)、地下鉄赤塚(旧名:営団赤塚)があります。
先程、「西武池袋線・西武秩父線」と記しました。路線名のためです。秩父線ではなく、西武秩父線という名称なのです。西武有楽町線も同様です。同様の例は東急多摩川線です(既に西武に多摩川線が存在するためです)。
西武秩父線の正式な区間は吾野~西武秩父ですが、実質的には飯能~西武秩父となっています。
西武秩父駅から西武仲見世通りを歩き、さらに数分、細い道を抜けると、秩父鉄道の御花畑駅に着きます。名前も違えば場所も離れていますが、乗換駅です。この日は秩父鉄道に乗っていません。実はまだ一度も利用したことがないのです。
西武秩父線と秩父鉄道線の線路はつながっており、西武秩父線からの直通電車が走ります。左側が、西武秩父線の西武秩父駅につながる線路です。
秩父鉄道には元東急8090系や8500系が走っています。かつては初代7000系も走っていました。
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