2010年に購入し、自宅で使い続けてきたプリンタ(複合機)、Canon Pixus TR8530が故障しました。
13年以上使い続けてきたので、修理を頼むとしても部品があるかどうかわかりませんし、仕事などで急を要することもあるでしょうから、買い換えることとしました。突然故障したのには参りましたが、うちの近く(と言っても半径2キロメートルほどですが)には大型家電量販店がいくつかあるので、これから購入のために行くこととします。
パソコンを使い始めてから28年以上、これまで購入した自宅用プリンタ(TR8530を含めて3台)は、全てCanonの製品です。研究室用としてはEPSONの製品を購入したこともありますが、EPSONよりもCanonのほうが長持ちするという印象を持っています。
ところで、プリンタの寿命は平均で何年くらいなのでしょうか。
10年持てば十分である、ということかもしれません。こう思ったのは、減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号。現在は財務省令として効力を持っています)の別表第一を参照したからです。
別表第一には「事務機器及び通信機器」の項目があり、次のように定められています。
「謄写機器及びタイプライター」:「孔版印刷又は印書業用のもの」ならば3年、「その他のもの」ならば5年。
「電子計算機」:サーバー用でないパーソナルコンピュータならば4年、「その他のもの」ならば5年。
「複写機、計算機(電子計算機を除く。)、金銭登録機、タイムレコーダーその他これらに類するもの」ならば5年。
「その他の事務用品」ならば5年。
「テレタイプライター及びファクシミリ」ならば5年。
「インターホーン及び放送用設備」ならば6年。
「電話設備その他の通信機器」:「デジタル構内交換設備及びデジタルボタン電話設備」ならば6年、「その他のもの」ならば10年。
細く長くという使い方が出来るかどうか運任せですね。
ちなみにキヤノン。
良い機械に当たったということか、お使い方が丁寧なのか、いくつかの要素が重ねられたのか。
私が、家電販売店でアルバイトをしていた学生からCanonのプリンターは長く持つという話を聞いたのは、もう20年ほど前のことです。