ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

平野啓一郎×山本貴志「わたしのショパン」

2016年05月22日 09時23分26秒 | 音楽

 昨日(5月21日)、青葉台のフィリアホールで「平野啓一郎x山本貴志『わたしのショパン』」を見ました。「フィリア・トーク&コンサートシリーズ」の第1回です。

 妻が平野啓一郎さんの著作を購入しており、関心があったということで、彼女がチケットを購入していました。それで行った訳です。

 実のところ、私はショパンにあまり馴染みがない、と記すと違ってしまうのですが、あまり興味がなく、これまでLPもCDもあまり買わなかったのです。しかもトークも付いてくるというので、正直なところ不安はありました。ショパンに詳しくもなければ愛着もないような人が登場してトークを繰り広げたら、テレビのヴァラエティ番組の延長に終わってしまい、ぶち壊しとなるからです。

 しかし、実際に見てみたら、ショパンを題材にして徹底的に取材をし、時間をかけて小説を書いた平野さん、ワルシャワにお住まいでショパンの作品を何度となく演奏されてきた山本さんのおかげで、楽しい内容となっていました。短時間ではありましたが、ナヴィゲーターの浦久俊彦さんが上手くお二人の持ち味などを引き出されていたという印象を受けます。要するに構成が良かった訳です。ふと、NHK教育テレビやNHK-FMでの、良質のクラシック番組を思い出しました。

 フィリアホールができてから20年以上が経ちますが、「フィリア・トーク&コンサートシリーズ」は今年になってから始まったものです。第2回は9月最初の金曜日、ジャズということで、楽しみです。

 


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