今回は、2016年3月に今里駅で撮影した千日前線25系の写真です。
大阪の地下鉄の路線名は、必ず道路の名称(通称)に関係します。関東人にとってもわかりやすいのは御堂筋線、堺筋線および今里筋線ですが、野田阪神駅から南巽駅までの千日前線も、千日前通の地下を通ります。ちなみに、長堀鶴見緑地線も長堀通の地下を通ります。
神奈川県は川崎市に生まれ育ち、幼い頃から東京の世田谷区、大田区、目黒区、渋谷区、港区、千代田区などによく足を運んだ私にとって、大阪市と札幌市は非常にわかりやすい道路の名称を付けていると常に感心しています(逆が東京と京都と福岡です)。大阪市の場合、南北に伸びる道路は「筋」、東西に伸びる道路は「通」です。このことは、たしか私が大東文化大学法学部助教授であった時に大阪でタクシーの運転手さんに尋ねて確認し、感心されました。地図を見ればすぐにわかることですが。
地下鉄で「筋」に由来する名称は御堂筋線、谷町線、四つ橋線、堺筋線および今里筋線、「通」に由来する名称は中央線、千日前線および長堀鶴見緑地線です。物好きは、大阪市営地下鉄時代に全線を利用しています。ただ、中途半端な物好きなので、全駅を利用した訳ではありません。
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