ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

南武線武蔵溝ノ口駅の電留線で

2017年10月04日 00時22分15秒 | 写真

 我が川崎市の南部から北部を縦断する(川崎区、幸区、中原区、高津区および多摩区を走る)南武線は、国鉄時代には数少ない黒字路線の一つでした。ただ、その国鉄時代には何処かの路線からのお古ばかりが走っており、新車が投入されたのはJR東日本になってからです(205系でした)。その後は新車として209系も投入されましたが、205系の中古も入ってきました。

 さらに言えば、浜川崎線(尻手から浜川崎までの支線)に至っては、最後までクモハ11+クハ16という、戦前に製造された車両が走っていましたし(鶴見線のクモハ12には負けますが)、101系の最後の活躍の場でもありました。現在は205系が走っています(これもお古と言ってよいでしょう)。

 2014年、南武線にE233系8000番台が投入されました。その後、205系(浜川崎線用を除く)と209系は南武線から姿を消し、E233系8000番台に統一されました。

南武線の武蔵溝ノ口駅の南側には電留線があり、ここに数本の電車が留置されます。

 今では武蔵小杉駅の影に隠れるような存在になっていますが、武蔵溝ノ口駅は南武線の運行における重要箇所の一つです(武蔵小杉行きという電車はありませんが、武蔵溝ノ口行きという電車はあります)。

 また、武蔵小杉駅は、元々グラウンド前停留所という名称であり、武蔵小杉という名の停留所は小杉御殿町交差点付近(中原区役所の西側付近)にありました(後に廃止されています)。これに対し、武蔵溝ノ口駅は、開業以来、一度も改称、移転などを行っていません。


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