ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

「基本方針」は出されたけれど

2020年02月27日 07時00分00秒 | 国際・政治

 2020年2月25日、新型コロナウイルス感染症対策本部による「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が公表されました(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf)。

 早速、批判が出ているようです〔例えば、時事通信社2月26日7時21分付「政府対応に批判収まらず 基本方針にも疑問の声ー新型コロナ」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022501129&g=pol)〕。

 「基本方針」には「手洗い、咳エチケット等を徹底し、風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いする」という文章があります(2頁)。しかし、それがすぐにできるようであれば苦労しません。「マスクだけではない」に記したように、近所のドラッグストア、ホームセンター、さらにスーパーマーケットやコンビニエンスストアをまわってみると、マスクとウェットティッシュは売場にありません。いつ入荷されるのかもわからない状態です。ハンドソープも売り切れまたは品薄になっています。

 だいたい、「基本方針」の9頁にも「マスクや消毒液等の増産や円滑な供給を関連事業者に要請する」などと書かれています。

 マスクの代用品となるようなものを書いてくれればいいのに。まあ、インターネットで検索をかければ代用品に関する情報はあれこれと見つかりますが。

 

 


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