大好きだった祖父が
天からの招待を受けてから17年が過ぎた。
あの夏はとても暑かった。
今にも泣き出しそうな空の下
末娘である私の母たちに看取られて
死の病から解放された。
葬儀の日
晴れ男であった祖父らしく
暑く太陽が照りつける、そんな天気だった。
旅好きだった。
いまも空のどこかを旅しているのだろうか。
一緒に暮らしていたのに
何故か居なくなった気がしないのは
いまでも傍にいてくれてるからなのだろうか。
仏壇の写真が
今日も優しそうに僕に微笑みかける。
天からの招待を受けてから17年が過ぎた。
あの夏はとても暑かった。
今にも泣き出しそうな空の下
末娘である私の母たちに看取られて
死の病から解放された。
葬儀の日
晴れ男であった祖父らしく
暑く太陽が照りつける、そんな天気だった。
旅好きだった。
いまも空のどこかを旅しているのだろうか。
一緒に暮らしていたのに
何故か居なくなった気がしないのは
いまでも傍にいてくれてるからなのだろうか。
仏壇の写真が
今日も優しそうに僕に微笑みかける。