375M列車のこと

2010年09月03日 | 
かつて、東海道線を走っていた
「大垣夜行」という名の普通電車。

時代によっては、345Mという列車番号で記憶にある人も多いかもしれない。

車両の老朽化や、企業の「オトナの事情」によって
全席指定の列車になり、そして定期列車としての運行が無くなってしまったが
関西方面へ出かけるには重宝するいい列車だった。

全席指定列車の「ムーンライトながら」は
特急用電車を使用使用していたので
座り心地はそこそこ良かった。
それに比べ、普通電車時代は、いわゆる普通のボックス席で
青春18きっぷの利用時期などは
床に新聞紙を敷いてごろ寝をしている客も多かった。

実は、定期列車にはグリーン車がついていて
普通電車なのでグリーン券も高くなく
ゆったりと座れたのでお気に入りだった。

大阪への出張などは
この列車で行けば翌朝大垣駅で網干行きに乗り換えればいいだけで
しかも大阪に10時前に到着できるという便利さ。

青春18きっぷの時期は
網干行で座ることは難しかったけれども
オフシーズンは空いていたし
新幹線よりも安いので差額は自分のふt ゲフンゲフン

夜行列車も少なくなった昨今
経費を浮かすのも一苦労です。

写真は多客時の救済列車9375M列車。
定期列車375Mの後発で、途中追い抜き先発列車になる
「お得」なダイヤだった。
コメント
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