渓流を眺めながら

2012年06月02日 | 
JR上越線は
首都圏から日本海側への迂回路・短絡路として使われていて
本線ではないにも関わらず高規格の本線級路線である。

長大な清水トンネルがあったがために
開通時から電化されていて
旅客列車も貨物列車も頻繁に行き来している。

線路の傍らの谷底には利根川の上流部が流れていて
雨上がりの日などは水しぶきと恐ろしいほどの音を立てて
上り列車が下ってゆく(ややこしい表現だ)スピードに
勝るとも劣らない速さで流れている。

日本の鉄道は狭隘な谷に沿って敷設されていることが多い。
風光明媚ではあるけれど
この場所に敷設した当時の苦労が偲ばれる。
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