2012年06月29日 | 徒然
学生時代は書道をやっていました。

自分の専攻分野(中国文学)にも関係しているもので
研究の一助になればと思い始めたものです。

細かく言えば、書だけでなく、書画ですね。

山水画にもともと興味があったので
いろいろと画を描いてみたりしていました。

で、最終的に行き着いた先は
「道具」

華道に花器、茶道に茶器があって
それぞれに趣向があるように
書道にも文房四宝があって
たとえば硯などは、素材や彫刻などによって
とんでもなく価値のあるものになったりもします。

書の技術が拙いから、道具に逃げたと言えば
その通りなのですが
美しいものを造るための道具は
美しいものであるべきなのだと気づかせてくれたのも
書道であることは間違いありません。
コメント
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