歌舞伎稲荷大明神

2016年04月11日 | 東京のお散歩
歌舞伎の正面向かって右側に
歌舞伎稲荷大明神が鎮座しています。

由緒や創建期は不明ですが、代々歌舞伎座の守り神として鎮座していますが
團十郎、勘三郎、三津五郎の若過ぎる死や、海老蔵暴行事件、
染五郎の舞台での怪我、猿翁の入院など、呪いなのか祟りなのか…
と噂されるような不幸が相次いでいます。

歌舞伎座の建て直し中は、鉄砲洲稲荷に一時的に遷座し工事が行われました。

工事中にも、高齢だったとは言え芝翫、富十郎、雀右衛門らの大物が亡くなり
その時から、神様が歌舞伎座の高層化に怒っているといわれていたにも関わらず
屋上などに社を置かなかったため神様が社に入ることができず
その後も不幸が相次いでいるとも言われています。

神社が拝殿と本殿を別棟とすることは、特に珍しいことではないのに
なぜ1Fを拝殿、屋上庭園などに本殿としなかったのかはわかりません。

コメント
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