ごみ埋立処分場 夢の島

2016年04月27日 | 東京のお散歩
東京湾のごみ埋立処分場は、通称「夢の島」と呼ばれています。

もともとは戦前に東京湾飛行場を建設するために埋立を開始したところ
資材不足に陥り海水浴場などに転用されていましたが、
遊園地建設なども計画され、いつしか巷間では「夢の島」と呼ばれるようになり
それがいつしか定着し、地名としては昭和四十四年に
新木場駅の北側の住居表示となりました。

昭和三十年代、増え続ける都内のごみの処分場として決定したのちは、
ごみ埋立地の代名詞にもなり、前述の通り夢の島が地名となったのちは
「新夢の島」(若洲)や、「何代目夢の島」というように
新たな埋立地にも、夢の島の名が引き継がれていきました。

新木場地区は、現在では公園や貯木場が作られ、ごみ埋立地とは思えない
緑豊かな場所になっています。

(東京メトロとなった今も、なぜか道標は営団のまま)
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