明治神宮宝物殿と北池

2016年08月28日 | 東京のお散歩
明治神宮の森の北端に、明治神宮宝物殿があります。
御祭神である明治天皇にまつわる宝物を収蔵した建物で
日本における鉄筋コンクリート建築の初期作品です。
校倉風大床造りで、重要文化財に指定されています。

(宝物殿正門と日章旗。日章旗の下には「さざれ石」がある)


隣には武道場である至誠館があり、宝物殿前に広がる北池は
この至誠館の正面あたりを谷頭にしています。

(至誠館)

(谷頭の竹林)


もともと北池は神宮造営前から、湿地のような場所で
神宮苑内とする際に、池として整地されたようです。

(北池の水源)

(北池)


もともと渋谷川の水源の一つで、ここから流出した流れは
明治通りの東側の谷を南下し、宮益坂下(現在の渋谷駅前)で
河骨川や宇田川と合流していました。

(東口バスターミナルのあたりで渋谷川は合流していた)



コメント
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