東京の電車 埼京線

2017年04月19日 | 東京のお散歩
埼京線は、湾岸エリアの新木場と、小江戸川越を結ぶ運行形態の路線ですが
実際にはJR東日本に「埼京線」という路線は存在しておらず、
新木場・大崎の東京臨海高速鉄道りんかい線と、大崎・池袋間の山手貨物線、
池袋・赤羽間の赤羽線、赤羽・大宮間の東北本線別線、大宮・川越間の川越線の
その全区間ないし一部区間折り返し運転を行う電車を、埼京線と呼んでいます。

明治十八年に開業した日本鉄道の大崎・赤羽間が、最も古い区間ですが
赤羽線として池袋・赤羽間の折り返し運転を行っていた時代が長く
東北新幹線開業の見返りとして武蔵浦和経由の通勤新線が開業し
池袋・川越間で運行を開始した昭和六十年が、埼京線としてのスタートになります。

都内区間の沿線には、渋谷、新宿、池袋と世界的な大ターミナルがあるため
朝夕のラッシュ時には都内屈指の混雑路線にもなっていますが、
公園や商業施設などの施設も多いため、日中や休日も混み合うことの多い
「最恐線」「最凶線」「最狂線」と呼ばれるのもおかしくない路線です。

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