東京の電車 京浜東北線

2017年04月20日 | 東京のお散歩
埼玉の大宮から、湘南の大船までロングランする京浜東北線。
実際には大宮から東京までの東北線と、東京から横浜までの東海道線、
横浜から大船までの根岸線の3路線を直通する各駅停車の電車線の通称です。

根岸線は、並走する急行線(列車線)の無い単独路線であることから
京浜東北・根岸線と呼ばれる事が通常です。
(根岸線には横浜線が一部乗り入れています)

東北本線日暮里駅から、東海道本線品川駅までは、運行系統上の路線として
上野東京ライン(東北・東海道線)、常磐線、山手線が並走していて
混雑緩和の一端を担っているような、そうでないような路線です。

都内区間は、赤羽台地から本郷、上野台地の崖下を撫でるように走り
古い海岸線に沿って走る、地学好きには面白味の多い線形で
中里貝塚や大森貝塚など、考古遺跡がその沿線に点在している事が
大きな特徴でもあります。

残念ながら、走行距離が長いことや、日中の快速運転で通過駅があること
開かずの踏み切りが幾つかあること、ホームドアが未設置なことなどから
人身事故の発生が多い事でも有名な路線でもあるのです。


コメント
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