新材木町の出世稲荷

2020年04月22日 | 東京のお散歩
日本橋新材木町(現在の日本橋堀留町)の出世稲荷神社。
元和三年(1617)、江戸市中となったばかりだったこの地に
北条家浪人庄司甚右衛門ら数名の仮屋敷が建てられ
屋敷神として伏見稲荷から勧請し創建したものとされています。

初代市川團十郎(堀越家の先祖が後北条家家来とも言われているが
実際には遠祖が武田家の能係であったとされる)が日参し
後に名を成したことから、出世稲荷と呼ばれるようになりました。

現在の社殿は、関東大震災後に椙森神社の旧社殿の木材を拝領し
かつて隣町であった岩代町(現在はこちらも日本橋堀留町)の
岩代稲荷神社を合祀し、マンションの1階奥に鎮座しています。









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