消防署発祥の地

2021年10月19日 | 神奈川のお散歩
鳶による江戸の町火消を発祥とする消防組が東京府に組織されたのが明治五年(1872)。

東京府から司法省警保寮など所管を変えながら、明治十四年(1881)東京警視庁所管となりましたが
この頃はまだ公設消防組織は他になく、明治二十七年(1894)、勅令によって消防組規則を定め
治安維持のために急速に整備されていきました。

大正八年(1919)、それまで常設組織としての消防組織は東京と大阪のみであったのを
特設消防署規定(勅令)によって、横浜、名古屋、京都、神戸の4都市に公設消防が設置され
同年9月1日に横浜市西区戸部本町に「第一消防署」(現横浜市消防局西消防署)が開署しました。

以来100年以上、移転・統廃合なく同じ場所で活動を行っているのは、この横浜市西消防署だけだそうです。


(消防署発祥の地のレリーフ)



(現在の西署)


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