清光寺

2022年10月08日 | 東京のお散歩
北区豊島の真言宗豊山派寺院、医王山清光寺は、平安末期に豊嶋清光が開基とばって建立されたと言われています。

清光の名から寺号がつけられたとされていますが、清光は清元が正式な名ともされていて、なおかつ一部の記録には清光の父康家(豊島氏の祖)が、すでに常康山という山号でこの地に伽藍を建立していたようです。

桓武平氏からの流れを汲む豊島氏ですが、源義朝の配下であった豊島清光は、この地を居城として源氏政権樹立を手助けしました。
(豊島氏の居城はその後、2キロほど南の平塚神社付近へ移りました)

鎌倉時代には大きな伽藍を持っていたとされていますが、室町時代に太田道灌との戦いで豊島泰経が敗れ衰退し、後に豊島明重が再興しました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする