池袋探訪 地名ゆかりの池

2013年10月01日 | 徒然
ホテルメトロポリタンの横に
「池袋地名ゆかりの池」の石碑がある。

昨日の記事でも書いた「丸池」の跡である。

ただし、この池だけをもって「池袋」の地名の発祥とは考えづらい。
明治以前、現在の池袋は「西巣鴨」の一部で
付近はあちらこちらに湧水があった。

現在の住所表記で「池袋」は池袋駅の北側、
山手線の外側に当たる地域で
さらにその北側には「池袋本町」が存在している。

池袋本町は神田川水系の谷端川の谷に面していて
繁華街としての池袋の中心である「東池袋」は
水窪川の流域である。
そして、西池袋の、この丸池は弦巻川の水源のひとつであり
つまりは、これだけ多くの湧水が集中していたことが
地名の由縁ともされている。

(ブラタモリでは、池袋本町付近を池袋発祥説を唱えていた)


ともあれ、この場所が湧水豊富な池であったことは確かで
いまでも、なんとなくジメっとした場所でもある。
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