スタート!

「エッ このスピードなの?」(ダッシュにびっくり)
僕の両横を数え切れない選手が流れるように追い越して行きます。
「わ~ かっこいい!」
直感的にそう感じました。
そして、その中に自分がいることがすごくうれしかったです。
800mは抜かれ続けました。
そして、我に返り・・・「僕には参加する資格があったのか?」
後悔ではありませんが、そんな思いが頭をよぎりました。
国民休暇村までは沿道に応援してくれる人もいますが、そこを過ぎると選手とスタッフだけの世界です。
「やるしかない!」
目標「2時間以内完走(脚付き無し)」をクリアすることに専念し、ひたすら自分のペースを守ります。だから、コースも良く覚えていません。もちろん写真を撮るなんて余裕も・・・
あれっ?落者したのか若い選手が肩を押さえてガードレールにもたれて座り込んでいます。かわいそうに・・・
自分は「おっ ここのコーナーは雪の中にオートバイを立てて写真を撮ったところだ!懐かしいぃ~」などと、気持ち的には(まだ)余裕あり?
第一チェックポイントでアクエリアスを走りながら受け取り、飲み終えたコップを放り投げます。(かっこいい?)・・・味をしめて第二チェックポイントでも飲んじゃいました。(実はタイムロス?)
そして、ここから斜度がアップします。(した感じ?)
この辺りにくると、ヘアピンコーナーで力つきて倒れる選手、足がつってスタッフに手当てを受ける選手も・・・
「自分はあんな風にならないぞっ」と奮い立たせます。
1.他の選手と接触しないように、走行ラインは中央より少し右(前がつまりにくいし、速い選手は最右端をぶっちぎり走行)
2.コーナーのコース取りはアウト側(イン側は傾斜がきつい)
3.ペダルを踏むのではなく廻す(なりふり構わず軽いギアを使用)
今回はこの3点に意識を集中するだけです。(コースが良く判っていないので、作戦がたてられません・・・)
そして・・・
中間地点でのタイム(自己計測)で44分・・・何かの間違い?
これだと1時間30分を切れる?(・・・そうは甘くありませんでした。)
はぁっ、はぁっ・・・さらに続く綴れ折の登りは堪えます・・・
しばらくすると・・・
「お~ 雪渓だぁ~」
ところが、この辺りからずっと同じようにペダルを廻しているつもりでも、なんとなく前に進まない感じが・・・もしやこれが酸欠??呼吸は苦しくはないけど身体が思い感じ・・・
霧で折角の景色も見えません。
目の前の路面の状況を見るしかありません。
そこに・・・
「5千円?」 ビニル袋に入ったお札が落ちています。
しかし、タイムロスと後ろから追突されることを考えると止まって拾うことは出来ません。
後ろからも・・・
「おっ 五千円だぁ~ でも拾えねぇ~」 という声が聞こえます。
思わず笑ってしまいました。
その他にもボトルやヘッドキャップ、チェーンオイル、タオルが落ちていましたが、みんな見向きもしないで頂上を目指すんですねぇ~
そして、ゴール!
最後は喘いでペダルを廻すつもりだったのに~・・・なんか呆気ないけど、ホッ。
(自己計測では2時間は切れていたけど、結果は郵送待ちです・・・)
ひたすら他の選手の後にくっついて自分の下山用の荷物を受け取り(勝手に持ちに)に向かいます。
それにしても霧で何も見えない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「エッ このスピードなの?」(ダッシュにびっくり)
僕の両横を数え切れない選手が流れるように追い越して行きます。
「わ~ かっこいい!」
直感的にそう感じました。
そして、その中に自分がいることがすごくうれしかったです。
800mは抜かれ続けました。
そして、我に返り・・・「僕には参加する資格があったのか?」
後悔ではありませんが、そんな思いが頭をよぎりました。
国民休暇村までは沿道に応援してくれる人もいますが、そこを過ぎると選手とスタッフだけの世界です。
「やるしかない!」
目標「2時間以内完走(脚付き無し)」をクリアすることに専念し、ひたすら自分のペースを守ります。だから、コースも良く覚えていません。もちろん写真を撮るなんて余裕も・・・
あれっ?落者したのか若い選手が肩を押さえてガードレールにもたれて座り込んでいます。かわいそうに・・・
自分は「おっ ここのコーナーは雪の中にオートバイを立てて写真を撮ったところだ!懐かしいぃ~」などと、気持ち的には(まだ)余裕あり?
第一チェックポイントでアクエリアスを走りながら受け取り、飲み終えたコップを放り投げます。(かっこいい?)・・・味をしめて第二チェックポイントでも飲んじゃいました。(実はタイムロス?)
そして、ここから斜度がアップします。(した感じ?)
この辺りにくると、ヘアピンコーナーで力つきて倒れる選手、足がつってスタッフに手当てを受ける選手も・・・
「自分はあんな風にならないぞっ」と奮い立たせます。
1.他の選手と接触しないように、走行ラインは中央より少し右(前がつまりにくいし、速い選手は最右端をぶっちぎり走行)
2.コーナーのコース取りはアウト側(イン側は傾斜がきつい)
3.ペダルを踏むのではなく廻す(なりふり構わず軽いギアを使用)
今回はこの3点に意識を集中するだけです。(コースが良く判っていないので、作戦がたてられません・・・)
そして・・・
中間地点でのタイム(自己計測)で44分・・・何かの間違い?
これだと1時間30分を切れる?(・・・そうは甘くありませんでした。)
はぁっ、はぁっ・・・さらに続く綴れ折の登りは堪えます・・・
しばらくすると・・・
「お~ 雪渓だぁ~」
ところが、この辺りからずっと同じようにペダルを廻しているつもりでも、なんとなく前に進まない感じが・・・もしやこれが酸欠??呼吸は苦しくはないけど身体が思い感じ・・・
霧で折角の景色も見えません。
目の前の路面の状況を見るしかありません。
そこに・・・
「5千円?」 ビニル袋に入ったお札が落ちています。
しかし、タイムロスと後ろから追突されることを考えると止まって拾うことは出来ません。
後ろからも・・・
「おっ 五千円だぁ~ でも拾えねぇ~」 という声が聞こえます。
思わず笑ってしまいました。
その他にもボトルやヘッドキャップ、チェーンオイル、タオルが落ちていましたが、みんな見向きもしないで頂上を目指すんですねぇ~
そして、ゴール!
最後は喘いでペダルを廻すつもりだったのに~・・・なんか呆気ないけど、ホッ。
(自己計測では2時間は切れていたけど、結果は郵送待ちです・・・)
ひたすら他の選手の後にくっついて自分の下山用の荷物を受け取り(勝手に持ちに)に向かいます。
それにしても霧で何も見えない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。