2016年1月9日(土)は、お約束の、みっちゃんの通院日でした。年末・正月と猶予期間をもらって、みっちゃんの治療方針を決めなければならない日でした。
写真の記録をみると、野良猫の写真が残っていますから、朝、散歩をしてから、みっちゃんを病院に連れて行ったようです。
厳島神社に今いるキジトラ猫のお母さんが映っています。
今は、見かけなくなった、神代植物公園のさび色の猫も映っていました。
で、結局、みっちゃんは投薬による抗がん治療を受けさせることにしました。
ステロイド剤だけで、すごく回復していたので(実際この日うけたエコーによる検査では、2つあったリンパ節の腫れが収まり、リンパ腫そのものも、約半分ぐらい(30mm→16mm)に小さくなっていました)、このまま行こうかという考えもあったのですが、ステロイドだけでは、早晩効果がなくなるとのアドバイスを受け入れ、副作用が心配でも、別の抗がん剤に賭けてみることにしました。
CeeNu シーヌ (ロムスチン) という、がん細胞のDNAに致命的な障害を及ぼし、がん細胞の増殖を阻害するカプセル薬を10mgを飲ませました。
副作用として、骨髄抑制、血小板及び白血球の著しい減少などによる出血や感染症があるということで、1週間後に血液検査をおこなうとともに、5週間後に再び投与するというサイクルで行うことになりました。
抵抗力の低下による感染症で、肺炎や敗血症になるのが一番怖いということで、朝晩の検温を欠かさず、少しでも熱があるようであれば、すぐに病院に連れてくるようにとの指示を受けました。
夜中に急に熱が出たときどうするのか心配だったのですが(夜間救急診療はこの病院は常時やっていないので)、夕方に熱を測って熱がなければ、まず大丈夫とのことでした。まあ、いざとなったら、当番制の夜間救急診療を利用することになるのでしょう。
ステロイド剤は、引き続き併用していくことになりました。
2~3日は、副作用の心配もないということで、連れては帰ってきたものの、通院のストレスも加わったのか、やっぱりだるそうにしていました。
この日から、みっちゃんと家族との約10か月の闘病生活が始まったわけです。