久々に JamVOX III を開いてみたら、アップデートの通知が来ていました。
古いソフトなのに、ちゃんとアップデートを続けていてくれるなんて、さすが KORG傘下(YAMAHA傘下?)と感心しました。
内容は以下のとおり。□は、有用と思われるアップデート。
JamVOX III v3.07 Release Notes
・[PC/Mac]VST3 フォーマットのプラグインを追加しました。
・[Mac] macOS の最小サポート条件はmacOS 10.13 High Sierra 以降になりました。
・[Mac] JamVOX プラグインのみ Appleシリコン にネイティブ対応しました。
・[PC/Mac] 高解像度ディスプレイに対応しました。
・[PC] 内蔵WebブラウザをMicrosoft Edge ベースのものに交換しました。
・[PC/Mac] MIDIフットスイッチ・エクスプレッションペダルに対応しました。
MIDIコントロールチェンジCC#11 (Expression), CC#80 (FOOTSW1), CC#81 (FOOTSW2) を使ってエフェクトを操作できます。
・[PC/Mac] ”ペダル設定”ダイアログを使ってMIDIエクスプレッションペダルのキャリブレーション、フットスイッチのアサインが出来るようになりました。
・[PC] Windows MIDIは新しいWinRT(UWP)MIDI APIと互換性があるため、専用のドライバーがなくてもBLEMIDIワイヤレスデバイスなどを接続できます。
・その他、いくつかの問題点を修正し、安定性が向上しています。
大きな進化が、ソフト単独で、MIDIコントロールチェンジを使って、ストンプボックス等を操作できるようになったことです。
いままでは、
Ableton LIVE のような、ホストアプリケーションのコントロールチェンジ・アサイン機能を使用する必要があった ↓ のですが、
今回のアップデートで JamVOX III のスタンドアローンソフトもしくは VST プラグイン単独でアサインできるようになりました。
ところが、この設定画面の使い勝手がいまいちなので、更に改善を望みたいところです。
それは、コントロールチェンジナンバーが固定(CC#11 (Expression), CC#80 (FOOTSW1), CC#81 (FOOTSW2))で、Amplitube みたいな自由度がありません。
更に、プリセットチェンジとストンプボックスのオンオフの選択が2択になっていて、どちらかしか選べません。
VOX Adio Air GT とか VOX CAMBRIDGE50 など現行アンプのバンドルとしているソフトなので、これからもアップデートが期待できるかもしれません。