夷隅郡大多喜町にある大多喜城に行ってきました。
町営の駐車場。平日は無料です。ラッキー!!
ここから、坂道を登ったところにあります。あくまでも城址ですが。
大多喜城は戦国時代から江戸時代かけて存在した城で、初めは小田喜城(おだきじょう)と呼ばれていたそうです。
江戸時代には大多喜藩が置かれていた。徳川氏の家臣である本多忠勝(平八郎)が初代城主。
「本多忠勝・忠朝をNHK大河ドラマ」にという幟がそこかしこに立っています。
もうNHKなんて斜陽産業を頼りにするのやめればいいのに。
まあ、正攻法でいったら、まあ無理でしょうね(特に「どうする家康」なんていうくだらないドラマを先にやられたのではね)。
NHKのディレクターに金と女を届ければ簡単にドラマ化できますよ。何が公共放送だよ。それなら給料を公務員横引きにしろよ!!
なんて、腹を立てながら坂を登ります。
千葉県立総南博物館というのがお城の正式名称のようです。
現在お城は改修中で中には入れず、展示品を分館において展示していました。
お城は、なかなか立派なもので、桜の時期に来たら「ばえる」感じでした。
展示も興味深いもの(刀の鍛錬法のビデオや千葉のお城の分布図など)が多くて面白かったです。
行きには気が付かなかったのですが、丘を登る入口に「房総小江戸」の門があり、城下町が観光施設として整備されていました。
その横がいすみ鉄道の大多喜駅。観光列車として使用している「キハ52」がいました。
JR西日本の大糸線で走っていたものを、2010年に譲り受けたそうです。
車庫には、いすみ300形が格納されていました。2012年に導入された車両で菜の花色ですね。
さて、お昼になったので、駅から3分ぐらい、大多喜街道沿いの「ふくだや」さんでお蕎麦食べました。
ここの売りが同じく大多喜町の「生ゆばとお豆富の専門店 ゆば喜」さんとのコラボ蕎麦。
生湯葉あんかけそば
ゆば豆腐(豆腐にゆばが混ぜてある)セットを食べました。
これが、近年になく美味。ボリュームもたっぷりで満足でした。
当日は店員さんが急にお休みになったとかで、残った店員さん2人でてんてこまい。30分以上待ちましたが(途中で怒って帰る客もいました)、待った甲斐あるおいしいお蕎麦でした。
お勘定の時に「今日は大変でしたね」と声をかけたら、そんなこと気にしていないかのようにニコニコして送り出してくれました。
大多喜町の老舗 和菓子の「福田屋」さんの息子さんが経営しているのだそうで、店で売っているどらやきをおみやげに買いました。
千葉県人って、気軽に話しかけてきたり、本当に人懐っこくて、親切で愛想のいい人が多いと感じます。ゆったりした空間と時間の中で暮らしている人たちだからかなと思っています。