霊園の近くに見晴らしがよい畑が広がっているところがあって、お墓参りの帰りに立ち寄って写真を撮っております。
休日だったので、畑仕事をされている方とお話をすることができました。
こちらは温州ミカンだとか。10年目なので今年は実がなるかな、ということだそうです。
野菜に混じっていろいろな花が咲いています。
花壇で咲く花より野性的な雰囲気があります。
私にはアヤメなのかショウブなのかアイリスなのかよくわからないんですけど・・・・・
教えていただきました。
こちらはアヤメとのこと。
こちらはジャーマンアイリスとのこと。
ワイルドなヤグルマギクがモノを言いたげです。
ジャガイモの花です。
所沢の農地はさまざまな意味で貴重なもののように感じられます。
税収のために宅地にしてしまうことになりませんように。
知恵を出してこの風景を守ることはできないでしょうか。
都会の子供たちにとって、野菜の作り方や作業の道具の扱い方を知っておく必要がないでしょうか。
農業を守ることが大事だと感じる体験が必要ではないでしょうか。
「生産性」の意味が変化しているようにも感じられます。
戦中戦後に多くの人たちが自宅もしくは自宅周辺で畑をつくっていた
あるいは食料を得るために物々交換をした
という体験を若い人たちは知っているのかどうか。
神戸で戦時中と戦後に畑を作っていたと聞いています。
たくさんの菜っ葉を鍋にして少々の食用油を落として食べたりしたとか。
カボチャはもうすぐ収穫できるというところで盗まれてしまったんだとか。
配給の魚は腐っていたりしたそうで、その体験から、主人は青森などでとれるホッケが食べられなかったりしました。
地方の土地を株式にすると
よさそうに思われますがいかがでしょうか。
といったルールが必要だと思います。
日本の農業のノウハウを活用するとよさそうに思いますが。
中国の観光客の方たちが
日本の農村を気に入ったみたいですので。
むしろ老子・荘子の思想に立ち返る必要がありそう。