世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

教壇に立つ!?

2014年12月21日 | 海外事業
        ハノイ・ロッテセンターのクリスマスツリー


ハノイに戻ってさっそく始動。



今回訪れた3か国、タイ、カンボジア、ベトナムに共通していえる良いことは、

時差がないことだ。

日本との時差はその三か国とも2時間遅い。

これが香港やフィリピン、シンガポールなど一時間ずれただけでも、

しばらく軽い時差ボケに陥る。


ただ、タイで違ったのは車が日本と同じ左側通行であること。

これはインドなど同じイギリスの影響なのか。

なぜ日本はそうなったのか、素朴な疑問が湧いてくる。


さて、本題に戻ろう。

ボクが手掛けた日本カルチャーセンターにさっそくお邪魔した。

そして授業に参入。




     笑顔がステキな生徒たち


彼らの夢実現のきっかけを作り、これからも応援していく。


     一階のカフェでビール片手に寛ぐ筆者


こうして人の夢の実現をしていくことこそ、自分自身の夢のなのだ。


日本国内はもちろん、

こうして東南アジアを中心として、世界各国を放浪しながら

関わった人たちの夢を叶えていく。

これがボクのライフスタイル。


2度目の訪問となったタイでも、今回その足がかりを作ってきた。

まずは現地の人々と知り合い、

夢を語り合うことからすべてが始まる。

日本語学校 in プノンペン

2014年12月13日 | 海外事業
一日かけてプノンペンにある日本語学校を見て回った。


最初は大学付属のエリートコース。



施設も立派だ。



授業に参加させてもらった。


     みんな真剣


     先生も厳しい




続いて訪れたのはビジネストレーニングセンター。

ここではクラスに入りいろんな質問を受けた。



純粋な眼差しは変わらない。




そして夜になり、人材派遣会社へ。




        笑顔が可愛い学生たち


社長のEM氏と意気投合。


この後夕食も共にした。


       ラブホテルではありませんゾ


ベトナムに続き、カンボジアでも実習生送り出し機関との連携ができた。

少しづつだが、仕組みづくりができつつある。




充実のホーチミン

2014年12月11日 | 海外事業
ハノイの次のターゲットはホーチミン。

ホーチミンを訪れるのはこれが5~6回目。

ハノイの30数回と比べればまだ少ない。


滞在期間も今回は2泊だけ。


     サイゴンビールがうまい!


それでも、ハノイほどではないけど、ホーチミンにも現地の人脈ができつつある。


NPOのホーチミン支部の支部長も頑張ってくれている。



そして、新たな留学センターの社長さんとも知り合いになれた。


      昼食を共にしながらの会談


まだまだ先は長いが、一つずつこなしていくしかない。

日本語フリートークも、納豆レストランも懸案として残ったままだ。


需要なことは人材発掘である。

こうしたきめ細かい付き合いからそれは生まれる。



今日はもう一つのターゲットであるカンボジア・プノンペン。

朝8時のバスで、これから向かう。


それぞれの国、それぞれの場所でボクを待っててくれる人がいる限り、

たとえ地の果てでも進んでいこう。


未知の世界へ踏み込む探検者のように。

日本語カルチャーセンター”YUME”

2014年12月08日 | 海外事業
日本カルチャーセンターを昨夜訪れた。


      夜空に浮かび上がる日本カルチャーセンター


日本カルチャーセンターは、

日本語フリートーク・カフェ”You&Me"”と

日本語学校"YUME"からなるはずだった。



そもそもこの企画はボクの「日本語フリートーク・カフェ」構想から始まった。

現地のベトナム人の協力者が現れ手助けしてくれた。


ただそれぞれの思惑もあり、日本語学校も併設する話が持ち上がった。

それはそれでいい話だった。


ところが、いつの間にか日本語学校が主体になり、

日本語フリートーク・カフェの趣旨は薄れていった。


そういう折、人材派遣の話をいただくようになった。

実習生や留学生を日本に派遣する事業だ。


これは今後大幅に伸びる可能性を持つ。

事業としてはいいビジネスである。

あくまでも仲介者として係ることにした。



話が二転三転する中、

曲がりなりにもカフェも併設することで現地の準備は進んだ。


その実態を昨夜しかと見届けることができた。


    3階部分の教室



2階のオフィス


この辺はまずまずである。


問題は一階部分のカフェ。



ボクの主張する「日本語フリートーク・カフェ」とはかけ離れたイメージだ。


雰囲気は悪くないが、単なるこじゃれたカフェになっている。


        どこかプロバンスの香りがする


形態がどうであれ、

最大の問題は経営的にやっていけるかどうかだ。


今日、それをじっくりと話し合う。








課題が山積

2014年12月05日 | 海外事業
明日の渡航を前に、K女史主催のランチフォーラムに参加してきた。


熊本城に見える素敵なレストラン。




参加者の前で、ベトナムを宣伝。




来年はベトナムブームが来ることはほぼ確実。


ベトナムへの興味を持たれる方も多いことだと思う。

ハノイに訪れる方は、是非日本語学校”YUME"に立ち寄って

現地の人たちと触れ合っていただきたいという思いがある。


ということで、今日一足先にフリートーク福岡を立ち上げるY女史がバンコック経由でハノイに旅立った。

明日合流する。


それにしても、日本語フリートーク・カフェ”You&me"の実態がまだ見えない。

現場に行ってみなければ分からないことは多い。

それから、進展具合を確認することにしている。



カンボジアからも、漫画喫茶の件や、人材派遣の件でやり取りが続く。

こちらも現場を訪れなければ本当の姿は見えない。


いつものことながら、楽しみと不安が交錯する。

着々と進むハノイプロジェクト

2014年11月24日 | 海外事業
ハノイにおける日本語フリートークカフェと日本語学校計画が

着々と進行中である。


日本語フリートークカフェの名称は”Cafe You&Me"

日本語学校は”YUME"


        看板が取り付けられた


夢の実現に向けてあなたも私も頑張ろうという意味合いを込めている。


      夜景も美しい


ハノイにいる仲間たちが頑張って準備を進めてくれている。

何ともありがたいことだ。


器はできつつあるが問題は中身。


システムと人である。


どんなビジネスをやるにしても、

外観も大事だがやり方とそれにかかわる人間に尽きる。


一階のカフェ部分の工事がまだ進んでいない模様だ。

そして、実際に働くスタッフたちの情報も詳しくは入っていない。


オープンの日も遅れがちだ。


これらはベトナムのビジネスにはありがちなことで、焦っても仕方がない。


とにかく現地入りしてみなければ詳細はわからない。

たぶん、いい意味でも悪い身でもサプライズが待っているだろう。

それを楽しまなければ意味がない。



個人的には今ベトナム語を本格的に覚えようと躍起だ。


昨日から、ベトナム人の留学生から習い始めた。

やはり、必要に迫られれば本気で動く。

何でも覚悟を決めて本気を出さなければ成就しないものだ。


これからも二転三転しながら計画は進んでいくだろう。

楽しもう!プロセスを。



ハノイの日本語カフェ&日本語学校進捗状況

2014年11月19日 | 海外事業
ベトナムの首都ハノイに現在設立中の

「日本語カフェ&日本語学校」の写真がようやく入手できた。


現地にいなければなかなか情報が入手しづらい。


カフェ&スクールの名称はは”YUME(夢)”だ。




ロゴもできた。







これはおそらく2階部分の喫茶室だと思われる。

TVが見れる。

サッカーなどのスポーツ観戦もできそうだ。



ここに漫画や絵本が置かれることになるだろう。

畳があればより日本的になると思う。



3階、4階部分は日本語学校の教室なる。



各階に2教室があり、

10~15人の少人数制で授業が行われる。




カリキュラムもほぼ出来つつある。



生徒は、現時点で30名ほど集まっているらしい。

上々の出だしだ。



まだ一階部分の日本語フリートークカフェの状況がつかめていない。

スタッフの情報もまだ入ってきていない。


オープン予定日も今のところ11月24日となっている。


とにかく早く現地入りしなければ、はっきりした状況はわからない。


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12月6日からハノイに行きます。

同行者および現地合流者を募っています。


現地でボランティア日本語教師を体験してみませんか。

興味のある方はご連絡ください。


ビジネス情勢は日々変化する

2014年11月06日 | 海外事業
人の気持ちも世の中の情勢も猫の目のようにくるくる変わる。


女性を見る目と事業を見る目には共通点がある。

どちらも逆上せ上っているうちは見誤って失敗する。


少なくても一度、冷静になって考えてみることだ。

この女でいいのか、

一生この女と添い遂げられるのか。


事業も同じ、

冷静になって、一生この事業を続けられるか、

あるいは、この事業はうまくいくのか、と考える冷却期間が必要となる。


       昨夜のパーティで


事業が遊びでないように、

女性と付き合うのも真剣でなければならない。

どちらも遊び感覚では痛い目に会うのが関の山だ。


で、いざ結婚となるとマリッジブルーに陥るように、

ビジネスも、いざ契約、支払いとなると一旦構えることになる。


家の購入も、モデルハウスはいいところばかりに目が行くが

一旦住んでみると、欠陥が目につくようになる。


付き合っているうちはやはりいいところしか見えないが、

一緒に住んでみると、粗ばかりが気になってしまう。


ビジネスも同じ。

立ち上げるまでは、立ち上げることばかりに集中して、

その後の運営にはなかなか気が回らない。


経営の厳しさは、立ち上げてみて初めてわかるものなのだ。


女性も、家も、ビジネスも開けみて初めてその実態がわかる。

そしてその維持管理、メンテ、フォローこそが大切になる。



『結婚前には両目を大きく開いて見よ。

結婚してからは片目を閉じよ』

と、イギリスの神学者トーマス・フラー はいった。


これは、決断前には、長所も短所もよく見て判断する
  
決断後には、長所をよく見て、短所は大目に見るということを意味する。


一旦決断したら、後悔して生きるよりも、

自分の決断を幸せなものにできるように努力することが大切なのだ。


もしもうまくいかないのは、決断のせいよりも、

決断後の努力と現在の心がけのせいなのだ。


ただビジネスにおいては、利益を出すことが至上命題となる。

オープンしてみて利益が出なかったでは話にならない。


それをやる前に見極めるのは至難の業である。

だが、至難の業をやってのけなければ、後悔どころか死につながることもある。


ここは一歩引いて、冷静に状況を見つめ、分析する必要があるだろう。


      しばしライブに酔いしれる


勢いに乗ることは大切だが、

勢いに押され、流されては何もならない。


慎重に状況を眺め、考察し、一気に決断しなければならない。

今がその時期だ。

今海外展開を目指さないで、いつやるのか?

2014年11月03日 | 海外事業
海外起業には魅力がいっぱい。

事業だけではない。

旅を楽しむ。

異文化を楽しむ。

現地の人との交流を楽しむ。

違いを楽しむ。

新しい可能性を楽しむ。


今、日本に無いものが揃っている。


それとも、一生日本でシコシコやっていますか。


何があなたを躊躇させるのか。

それは、英語でしょう。


これは人生の中で一番の致命傷です。

英語ができるかできないかで、人生は雲泥の差が出ます。


どんなにセミナーに出て勉強しても、

海外に飛び出さない限り、日本止まりです。

井の中の蛙で終わってしまいます。


それでいいと開き直る人、

現状に満足している人はこの先は読まないでください。


英語は苦手、嫌いとあきらめ顔の人は、今一度考え直してみませんか。

このままの日本だけの人生でいいのか、と。


日本に閉塞感を感じている人。

直ぐ海外に飛び出しましょう。


日本で夢を持てないでいる人、

今すぐ海外に行きましょう。


新しい可能性が生まれるかもしれません。

あるいは何も変化がないかもしれません。


それはあなたの心がけ、気持ち次第です。


何かを見つけてやろう、

何でも挑戦してやろうと思えば、

きっと何かを感じ何かが生まれるはずです。


海外で明るく輝く人生を取り戻しませんか。



【追記】

賢い富裕層は、今どんどん海外に飛び出している。

日本は相続税・贈与税、所得税の最高税率が50%

(2015年1月からは55%に引き上げられる)と高いが、

海外には相続税や贈与税がない国や所得税についても税率の低い国がある。

このため富裕層を中心に相続税対策や節税目的の海外移住(節税移住)が急増している。


世界にはスイス、シンガポール、香港、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、スウェーデン、モナコなど

相続税のない国がたくさんあり、

重い相続税を課している国の金持ちがそこに逃げるのは当然なのである。

もちろん所得税やキャピタルゲイン税についても同様である。


高い税金を払い、さらに増税の話、

事実、日本のデフォルト(債務不履行)説まで出てきている中

日本以外で資産を構築をする人が多くなってきているのも当然である。


まして、今急激な円安が進行している。

現在$1が112円台。

2012年11月80円からスタートしてちょうど2年、

既に1.4倍もの円安が進行したことになる。

円の価値が下がり続ければ、 国際的には日本の富は失われていく。

この2年、ただ日本に住んでいただけなのに、

何もしなかった日本人は30%もの富を失って しまったことになる。


そこで、海外移住や海外逃避をもくろむ人たちは今何をすべきか。

まず英語力を磨くことが先決だ。


どんな形であれ、海外に行くには英語力がなければ

ニッチモサッチモいかなくなることは火を見るよりも明らかである。


「英語を習得できたら良いな~」という時代はすでに終わりを告げた。

これからは英語ができなければ生き残れない時代がきているのだ。

英語ができなくても何とかなった時代は終わったのだ。

それに気づかない人たちは、近い将来きっと涙を見るだろう。


まず、海外に出る、という覚悟をすることだ。

そこから未来の灯りが見えてくる。

ASEANビジネス

2014年09月20日 | 海外事業
ASEANビジネスセミナーなるものに行ってきた。

独立行政法人の中小企業基盤整備機構というところの主催である。


今や日本のみならず世界が注目するASEAN。



一口にASEANといっても、10か国あり、

それぞれに言葉も通貨も、宗教も違う。




そして、陸のASEANと海のASEANが5か国ずつに分かれているのが興味深い。

ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムの北部の国々が“陸のASEAN”である。

来年の経済共同体設立を前に陸のASEANではインフラ整備が急ピッチで進んでいる。

その大動脈を結ぶのが経済回廊と呼ばれる国際道路の整備だ。

国境を越えて道路が結ばれることで人、物、金の動きが加速している。

ベトナムととカンボジア、そしてタイをつなぐ南部経済回廊。

経済共同体設立をきっかけに5年前から整備が進められている。

    
       この橋が来年完成すればフェリーを使わずにホーチミン、プノンペン間が結ばれる。



ボクもこのルートを2度バスで通った。




ベトナムに次いでボクのお気に入りの国、カンボジア。


ますます自分の進めている方向性に間違いがないことを確信した。


年内に、プノンペンからバンコクまでバスで駆け抜けてみたい。

そしてさらにミャンマーへ。

これはまさに東南アジア版フロンティアと呼べるものだろう。



【追記】


面白いのは、陸のASEANの5か国はすべて仏教国だということ。


一方、海のASEANと呼ばれる、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、フィリピンは

イスラム、キリスト、ヒンドゥー、仏教など入り混じっていること。



様々な課題を抱えて

2014年09月09日 | 海外事業
いつも帰る土壇場になると新たな課題が持ち上がる。

これは嬉しいことなのだ。

又すぐに来なさいよという思し召し。



「日本カルチャーセンター(仮称)」の設立について決断をしなければならない。

再度その予定になるビルを見に行った。


        広々としたスペースは学校の教室としては最適だ



     4階のテラスから見る景色も素晴らしい。


条件面はまだ固まっていない。

独立機運が旺盛なC君とK君。

やる方向で打ち合わせることを確認した。


彼らはいずれも20代の若者だ。



日本に留学経験を持つ。


一般にベトナム人は、日本の若者よりベンチャー意識が高い。

それは昇り龍の勢いのようだ。


彼らは沈みゆく日本の若者には見られないチャレンジ精神を持ち合わせている。

また一か月後ベトナムに戻る。


その時まで、国内情勢と併せてどういう動きになっているのだろうか。

怖くもあり、楽しみでもある。

次なる戦略は?

2014年09月07日 | 海外事業
落ち込んでいる時間はない。


いろんな人からアドバイスをいただいた。

ありがたいことだ。


これからも具体的に進め、結果を出すことしか方法はない。

もちろん焦りは禁物である。


下地ができていることは間違いない。

つまり、基礎打ちはできている。


これから上屋を立てなければ家は完成しない。

もちろん、家が建っても活用やメンテをやり続けなければ意味がない。



ベトナムの風景




         路上の床屋さん




案件は目白押しだ。


ベトナム(ハノイ・ホーチミン)における納豆レストランと日本語フリートーク・カフェ

それに、日本カルチャーセンター(日本語学校&人材派遣)の設立、

カンボジアの懸案、


国内では、障がい者カフェ、フリートーク福岡の設立、

そして関西支部の活動などなど枚挙にいとまがない。


いずれの案件にせよ、資金が必要となることは言うまでもない。

助成金や補助金に頼れ(Plan A)ない場合、どうするか。



Plan B:

わずかな手持ち資金内で小規模ながら立ち上げる。


Plan C:

出資者、協力者を募る。


Plan Bは派手さはないがもっとも堅実なやり方だ。

助成金や補助金の可能性を排除することなく、

協力者を募ることも同時進行する。



特に日本語カルチャーセンターに関しては、

大規模投資が必要となるため、多くの協力者が不可欠である。


幸い、現地の若手が張り切ってくれている。

有能なスタッフや生徒の確保などを検討中だ。



納豆レストランについては、日本における協力者が必要だ。


それは、納豆メーカー、食品関係、または外食産業などが有力となる。

ボクが今まで培ったノウハウと人脈はフルに生かせる。


資金協力のみならず、共同事業として進めていくことができる。


これを読んで、興味を持たれた方はご一報いただきたい。


ボクの熱意は全く衰えていない。

それどころか、ますます燃え盛っている。

期待から失意へ

2014年09月06日 | 海外事業
クールジャパンから国際電話がかかってきた。


「ご応募ありがとうございました。

部内で慎重に審査しました結果、残念ながら今回は見送らせていただくことになりました」


ガーン!!!

自信があっただけに、激しく叩きのめされた。

なぜ?


「はい、一つは御社一社の企画なので、投資対象は複数の企業様が絡む事業に絞らさせていただいております」

なに!?


「もう一つは、御社は実績がないので、何らかの実績を積まれている企業様が対象となります」

は!?

開いた口が塞がらない。


「ですから、実績のある大手メーカーと組まれるとか、

すでに実績を上げている外食産業と組まれるとかされないと難しいと思います。


素晴らしい内容と熱意は十分伝わります」


何じゃ、それは!

内容と熱意、それで十分じゃないのか!?


既存の大企業か、強力なコネがないと通らないとは聞いてはいたが。



これじゃあ、日本のベンチャーは育たないな。

なるほど、これがクールジャパンにの実態なのか。

アベノミクスの限界を見た気がした。


こんな考えでは日本経済浮上せず、だな。




激しく失意のどん底に落ち込んだ。

悔し涙が流れた。

30分後、涙が乾いた時、握り拳(こぶし)をしてボクは再び立ち上がっていた。


ナニクソ !負けてたまるか!!

声に出して自分に叫んだ。


一瞬でも脳裏をかすめた自分の弱気を恥じながら。

I was embarrassed by my moment weakness.


こんな時、決まって「風と共に去りぬ(Gone With the Wind)」のスカーレット・オハラ(ビビアン・リー)が

真っ赤な夕陽の中で畑の土をつかみ立ち上がる姿を自分に重ね合わせる。




それはプランBで行こう、と決意を新たにした瞬間でもあった。



プランBとは。


実績を作れ、ということだ。

苦節という言葉が脳裏に浮かぶ。


よし、やってやろうじゃないか。

自分の実力で。

喜ぶにはまだ早い

2014年09月04日 | 海外事業
クールジャパン機構から早々に連絡が入ったということは、

納豆レストランの企画に関心を持たれたということだろう。

帰国を待って電話が入ることになっている。

期待して待つことにしよう。



一方昨日は、ハノイにおける日本語フリートークの開設に向けて大幅な進展があった。


日本語のできるベトナム人として名乗りお上げたG氏と会って、

彼が薦めるカフェへと足を運んだ。




現在営業中だが、そこの美人オーナーがホーチミンに引っ越すためにカフェを譲りたいといっている。

またま彼女が駐車違反で警察に捕まっているところを目撃。


     車を持っているということはブルジョア?


そのあと店内を見て回った。


           キッチンカウンター内。

なかなかセンスのある内装だ。

彼女の人柄が覗える。


かなり広い二階もある。






ここはイベント会場として使えそうだ。

一部畳敷きにするのもよいだろう。



立地もよい。

周りはすぐ近くに湖もあり、まるでリゾートのような風情が漂う。



表のスペースも使える。


    バイクも停めれる

居抜きだという。


     このワンちゃんも付きかな

その分かなり条件は厳しい。

買い取り価格、家賃ともにボクの予算を大幅に上回る。



だが、G氏はかなり乗り気だった。

驚いたのは、彼が一部出資してもよいと言いだしたことだ。

これは嬉しい提案だが、名義や契約内容を注意しないといけない。

乗っ取りに会う危険性が高くなる。


明日また会って打ち合わせを行う。



ビジネスにリスクはつきものだが、細心の注意は払うべきだ。


営業システムについても説明した。

彼は日本人スタッフも必要だと語った。

その通りだと思う。



すぐさま行動に移す。

facebook上で求人を出したら、その日のうちに日本人候補者が現れ、面接を行った。

彼は料理人で、ベトナム語も話せる願ってもない人材だった。


少しとんとん拍子で事が進むのが怖いくらいだ。



日本語フリートークの資金に関しては

こちらもクールジャパンに申し込もうと思っているが、

納豆レストランお結論を待って、帰国後になる。



残り5日だが、スケデュールは詰まっている。


二つの国際重要会談

2014年07月22日 | 海外事業
昨日は重要な会談を二つこなした。


一つは、ホーチミン工科大学の教授たちと

BRCORPのBashaとNOP法人IPAの三者会談だ。


ベトナム、インド、日本による三国国際会議(もちろん英語のみ)


    Phung女史の研究室
    

これは、バイオマスに関するビッグプロジェクト。

Bashaのプレゼンは見事だった。

ベトナムと日本の政府を巻き込んだまさに温暖化防止に関する世界的一大事業なのだ。



もうひとつの会談は、昨日が初対面の女性だ。


    ホテルの近くのカフェで打ち合わせ



彼女は、前回ホーチミンを訪れた時から、ボクに会いたいと熱心に言ってくれていた。


今回も、3回も予定が合わずすっぽかして、4度目の正直でやっと会えたのだった。


それもそのはず、彼女は「旅と食文化」のコラムニストだったからだ。


そして、今後のNPO法人IPAのホーチミンでの事業展開に協力してくれることになった。

ボクも彼女のコラムの日本語を添削することを引き受けた。



     彼女の友人のバイクに乗せてもらって一時間半もホーチミン市内を案内してくれた


お互いの目的が合致したところで、

彼女の事務所をNPO法人IPAのホーチミン支部として設置することで合意した。


これで海外支部は、

ハノイ、プノンペンについでホーチミンで3箇所となる。


まずは、「納豆レストラン」及び「日本語フリートーク」の第一号店を出さなければならない。




    ハノイにも支店を持つ有名かつ人気のレストランで夕食



締めは、豆腐料理店。




     店内は大賑わい



      豆腐のプリン



      ボクが注文したカカオ豆腐

どちらも甘い。


ベトナム人はおやつとして好んで食べるのだそうだ。

青汁の豆乳も美味だった。


これは、日本に逆輸入できそうだ。

インバウンドのクールジャパンとして、NPOで手がけよう。


誰かやる人いませんか。


最後は雨の中ホテルまで送っていただいた。




感謝、感謝に尽きる。

ありがとう。