世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

LONDON テロ未遂

2006年08月11日 | 
今、ヒースロー空港が大変なことになっている。チェックインカウンター前は長蛇の列だ。3時間待ちらしい。
その真っ只中に僕の娘がいる。高3になる娘だ。ちょうど2週間前ダンスのサマーキャンプでロンドンに出かけた。そして今日帰りの便に乗る予定になっている。
数週間前、彼女は単身列車で久留米に出かけた。そしてその帰り大雨で列車が不通になる事態にぶつかった。携帯で連絡を取りながらやっと動き出した列車に飛び乗った。一時間のところが三時間かかってやっと帰ってきた。
彼女の始めての一人旅といってもいい出来事だった。
予定外、ハプニング。旅をしていると常に起こることだ。待つということも人生では日常茶飯事だ。そのときどういう行動に出るかで人生が決まる。といっても過言ではない。いらいらする。おろおろする。慌てる。悠然と待つ。何かに行動を切り替える。いろんな選択肢の中から自ら決断を迫られる。旅の醍醐味ともいえる。
さて今回娘は何を学んで帰ってくるだろうか。かわいい子には旅をさせろ。親としては心配だ。ただ無事を祈る。