世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

排外主義 anti‐foreign

2015年03月29日 | ライフスタイル
時代が逆行している。

そう感じるのは自分だけだろうか。


数年前から、これからの時代は

Diversity(多様性)とInclusion(内包性)が必要とされるといわれてきた。


ダイバーシティとは、人と人とのすべての違いを認めることであり、

インクルージョンは、受容を意味し、一人ひとりを尊重し、様々な意見やアイディアを聴き入れることことである。



ところがどうだ。

現実は、ナショナリズムの台頭と排斥主義(Exclusion)がはびこりつつある。

日本人のネトウヨ(ネット右翼)化が目立つ。


中国・韓国脅威論を吹聴し、

謙中、謙韓をあおり、日本の孤立化を深めている。


これは、江戸の鎖国時代を彷彿とさせ、

幕末の攘夷論者が闊歩する絵さえ想像してしまう。

あるいは、第一次大戦から大東亜戦争へとなだれ込んでいった経緯を思い起こさせる。


確かに日本丸は沈みつつある。

だが再度浮上させるには、上記のダイバーシティ&インクルージョンが必要不可欠だ。


目先の狭い了見の罵声(ヤジ)に惑わされてはいけない。

大空を見上げ、大海を見つめて心を広く開くべき時なのだ。

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